山口県萩市を中心に作られている「萩焼」。国の伝統的工芸品に認定されている焼き物(陶器)で、400年の伝統を持つ。
萩焼には器の表面に貫入という細かいヒビが入っており、使い続けるほどに風合いが変わるため「萩の七化け」と呼ばれている。現代では生活様式の変化に伴い、日常生活の食卓や暮らしを彩る器が求められるようになっているが、そうした時代のニーズに合わせた萩焼も多く作られ、幅広い人たちに支持されているという。
期間中は、田町商店街に24店舗、萩明倫学舎に9店舗が出店予定。個性あふれる作品たちが日頃より手頃な価格で購入できる。また、店舗を持たない作家も出店。作家の話を聞きながら購入することもできる。希少性の高い作品を見つけることもできる。いろいろな器を見比べながら品定めができる絶好の機会。
スタンプラリー企画や、同時開催のハンドメイド展「萩Fes」、ワークショップやキッチンカーの楽しみも。期間中は萩市内で、風情ある萩の城下町を着物でそぞろ歩く「着物ウィークin萩」や、竹灯籠のろうそくの明かりが歴史の町並みを照らす「萩・竹灯路物語」、萩陶芸家協会加盟69人の作家の作品展覧会「ヤキモノのチカラ」などのイベントも開催される。