1958年のプロデビュー以来、日本野球界の象徴として輝き続けた長嶋茂雄さん。その軌跡をたどる特別展、「長嶋茂雄写真展・・・記憶から未来へ。」が、11月15日(土)~12月7日(火)、千葉県の佐倉市立美術館で開催される。

 今年6月3日に亡くなった長嶋茂雄さんは、華麗でダイナミックなプレースタイル、王貞治氏との「ON砲」による巨人V9の黄金時代、そして天覧試合での劇的なサヨナラホームランなど、数々の伝説を残した大スター。監督としても采配とカリスマ性でチームをけん引し、引退後は終身名誉監督として野球文化の発展に尽力。国民栄誉賞、文化勲章の受章は、その功績がスポーツの枠を超えて国民的な価値を持つことを証明している。

 写真展では、長嶋茂雄さんの人生と野球への情熱を、貴重な110点の写真や資料とともに振り返る。

少年時代の夢、立教大学での活躍、巨人軍での栄光、そして晩年までの歩みを通じて、「野球とは何か」「スターとは何か」を次世代に問いかける特別展だ。休館日は月曜日。ただし11月24日(月・振休)は開館、翌11月25日(火)が休館。観覧料は無料。

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