建築現場の配送効率化「ジュコア物流」をリフォーム現場に拡充　ホームエコ・ロジスティクス、地域の拡大も目指す
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　ホームエコ・ロジスティクス（東京都新宿区）は、建築現場の配送を効率化する「JUCORE（ジュコア）物流」の配送対象をリフォームの現場にも拡充した。これまでの配送範囲は新築戸建てと集合住宅の建築現場だった。

　「ジュコア物流」は、①建築現場までの輸送距離を短くするために配送センターを小半径に設置してトラックの稼働率をアップ②商物分離を徹底し異なる仕入れ先の住宅資材を混載する「共同配送」で積載率向上―を目的としており、時間指定配送や多層階への階上げ搬入、無人納品（指定場所への置き配）など、納品現場の要望にきめ細かく対応する。

　現在の対象地区は首都圏の1都3県と関西京阪神地区だが、2026年に東海地方、30年までに福岡県でのサービス開始を目指す。また、建材メーカーから配送センターへの長距離・大量輸送による幹線輸送サービスを行い、建材業界のサプライチェーン全体のワンストップサービスを実現する、としている。

　同社は住友林業の100％子会社として2010年4月に設立された。

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