家族の一人がコロナにかかれば、寝室に隔離して洗面所のドアノブまで消毒する徹底ぶりも珍しくなかった頃から一転、今や“ゆるゆる”。地下鉄やバスではマスクをしても、家の中では「あら、風邪ひいちゃった」で済ましていることも少なくないのでは? 大正製薬(東京)による「風邪によるスーパーピンチ調査」では、ビジネスパーソンの8割が家の中での“風邪ドミノ”を経験しているようだ。

 調査は11月7日~8日かけて、小学生以下の子どもを持ち仕事をする全国の20~60代で、直近1年以内に風邪をひいた1200人を対象に行った。それによると、家族一人の体調不良をきっかけに他の家族が次々にダウンしてしまう“風邪ドミノ”によるスーパーピンチを、81.6%が経験していた。発端が子どもだったケースが圧倒的に多く、81.3%。もっともパパ10.2%、ママ5.7%と、両親が発端となるケースあった。予定していた旅行や子どもの学校行事に与える影響が大きく、「旅行の直前にパパ・ママともに体調を崩してしまい、子どもに謝ったことがある」という回答もあった。

 また、ビジネスパーソンのおよそ2人に1人(45.9%)に、11・12月の年末繁忙期に風邪をひいた経験があった。今が“正念場“。子どもたちと楽しい年越しができるように、改めて体調に気を配って過ごそう。

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