開花一番乗りは東京・名古屋と岐阜　AIの長期予測は3月19日
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　寒さの真っ盛りでも、桜の話はちょっと気持ちを温めてくれる。日本気象（大阪市）による2026年「第1回桜の開花・満開予想」がもう発表された。

北・東日本では平年より早く、開花一番乗りは東京・名古屋・岐阜の3月19日だという。

　北海道から鹿児島までの約1000カ所のソメイヨシノについての、2026年シーズンの「第1回桜の開花・満開予想」。今回から新たにAIを用いた長期予測を導入し、従来の1月発表から大幅な前倒しが可能になった。春先の気温が高い影響で、北日本・東日本では平年より早め、西日本では平年並みの開花。東京・名古屋では平年より5日､岐阜では6日早く3月19日に開花がスタートし、続いて四国・九州・中国地方でも続々と開花し始める予想となっている。

　桜の花の元になる花芽は開花前年の夏につくられ、休眠・覚醒（休眠打破）・生長を経てはじめて開花するという。

　北日本の気温は12月は平年より高め、1～2月にかけては平年並み、3～4月にかけては平年より高めと予想されている。休眠打破の時期はおおむね平年並みの見込みで、休眠打破後は3～4月にかけて平年より早く成長が進むため、開花時期は平年より早そうだ。

　東日本の気温は12月は平年並み、1月は平年より高め、2月は平年並み、3月は平年より高めで、休眠打破の時期などは北日本同様平年並みの見込み。3月の気温が高い影響で開花時期も早めと予想されている。

　そして西日本の気温は、12～1月にかけては平年並み、2月は平年より低め、3月は平年よりかなり高め。休眠打破の時期はやや遅れる見込みで、休眠打破後は2月の低温で成長が遅れるものの、3月に入るとその遅れを取り戻し、開花時期は平年並みと予想されている。

　全国の開花予想などは「お天気ナビゲータ 桜ナビ」で確認できる。

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