時代が移り変わっても、私たちの暮らしに変わらず寄り添うものがある。それぞれのロングセラーには、「便利」「快適」「安心」「輝き」といった日常を支える価値が息づいています。

長きにわたり多くの人に選ばれ、親しまれてきた商品・会社にフォーカスする「ロングセラー物語」をシリーズでお届けします。

信州ハムのグリーンマーク

これまでも、これからも 「安心にまっすぐ®」  食の安心安全のパイオニア

 1975 年、信州ハムは日本で初めて発色剤・着色料・保存料・リン酸塩を使用しないハムを世に送り出しました。それが「グリーンマーク®」シリーズです。

 当時は、食品添加物が社会問題となり始めた時代。ある消費者団体から「なるべく自然なままの食品を食べたい」という声が寄せられたことが、開発のきっかけでした。ハムやソーセージを作る際には、一般的に保存料や発色剤、着色料が使われます。美味しそうなピンク色や熟成フレーバー、長い日持ちは、発色剤を用いた塩せきによって生まれるものでした。

 しかし信州ハムは、あえてその常識を覆す道を選びます。肉と自然の調味料だけではソーセージを固める方法もわからず、難しい挑戦でした。発色剤を使わないハムは、白みがかった褐色になり、発売当初は「色が悪い」と返品が相次ぎました。それでも「やり始めたのだからやり通す」という

 信念を貫き、改良を重ねていきました。食の安全を求める消費者運動の広がりとともに、「グリーンマーク®」シリーズは少しずつ理解と共感を得ていきます。

年月を経て、「無えんせき」という新たなカテゴリーを確立し、業界に大きな影響を与えました。こうした取り組みが評価され、2025年には食品産業新聞社主催の「第55回食品産業技術功労賞」マーケティング部門で表彰されています。その後も、独自カッターケースの開発、電子レンジ対応など、時代のニーズに合わせて改良を重ねています。半世紀を経た今も、日本の食卓に欠かせない存在です。

こだわりポイント 食の安全を守るための衛生管理

 国際基準に基づいた衛生管理体制を整え、原材料の受け入れから製造、出荷まで徹底した品質管理を行っています。こうした取り組みにより、「グリーンマーク®」シリーズもより安心して味わえる品質となっております。

信州ハムからのコメント

 周年プロジェクト「グリーンマーク50周年プロジェクト」のメンバーの投票でロゴを決定。パラパラ漫画のストーリーCMには、プロジェクトメンバーの想いが込められています。子どもから大人まで安心して食べられる「グリーンマーク®」商品を通して、これからも食の大切さを伝え続けます。(広報担当)

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