約400年前、儒教・仏教・道教を融合させて市民の処世術を説いた『菜根譚』(さいこんたん)。野村克也氏や松下幸之助氏も愛読したというこの古典的な随筆集の全文を現代語訳、書き下し文、原文すべて掲載して丁寧な注釈を付けた『新装版 全文完全対照版 菜根譚コンプリート』(誠文堂新光社、税込み1870円)が2月5日(木)に発売される。
「つらいことがないと人は成長しない」「本物は目立たない」「何事もほどほどにして、欲をかきすぎない」「他人から感謝の見返りを求めない」など、現代でも十分に通じる市井の哲学ともいえるこの書は、書名のとおり、じっくりかみしめて読めばその味わいが心身に染みわたる一冊。処世術だけを部分訳したビジネス本、子ども向けの超訳本など、これまでにさまざまなアプローチで紹介されてきたが、全文を原文、書き下し文とともに網羅した本は少ない。
この本では「一文超訳」も掲載。全文をじっくり読み込むことができる上に、テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、理解が進む。











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