ドリンクをテイクアウトするスタイルが変わりそうだ。タリーズコーヒージャパン(東京)は、テイクアウト時の利便性向上と環境負荷低減を両立する新サービスとして、バイオマスフィルム製の「手提げ型カップホルダー」を2月24日(火)から都内の一部店舗で提供開始する。

カフェチェーンでの導入は業界初とされ、4月以降は全国の店舗へ順次展開する予定という。

 新たに導入されるカップホルダーは、台湾やベトナムで普及する“カップホルダー型”を日本向けに改良。ドリンクを手に持たずに持ち運べるため、移動中や荷物の多いシーンでも快適に利用できる。空港やビジネス街など、テイクアウト需要が高い環境での活用が期待される。

 素材には、カネカ(東京)が開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマー「Green Planet(R)」を採用。植物油を原料に微生物が生産するバイオマスポリマーで、土壌だけでなく海水中でも生分解され、最終的に二酸化炭素と水に戻る特性を持つ。海洋生分解認証「OK Biodegradable MARINE」も取得しており、プラスチックごみによる環境負荷の低減に寄与する。

 今回の製品化は、環境配慮型資材の普及を進めるJALグループの商社・JALUX(東京)とカネカが共同で実施。Green Planet(R)はストローやカトラリー、食品包材など幅広い用途で採用が進んでおり、今回のカップホルダーもその応用例の一つとなる。

 先行導入される店舗は、羽田空港第1ターミナル内の2店舗をはじめ、ソニーシティ内店、神楽坂店、新宿住友ビル店の計5店舗。

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