フランスのガイドブック、ミシュランの格付けは有名な上、フレンチに限らず寿司もラーメンも概観できる。でも、せっかくだからイタリア料理はイタリアの団体が選んだ店を目指してみたいもの。

イタリアの権威ある食文化団体「Accademia Italiana della Cucina(アカデミア・イタリアーナ・デラ・クチーナ)」海外代表部が、「Diploma di Buona Cucina(ディプロマ・ディ・ブオーナ・クチーナ)」をこのほど贈ったのは、東京のイタリア料理店「アンティカ オステリア デル ポンテ」(カーディナル・東京)だ。

 イタリア料理がユネスコの無形文化遺産に認定された2025年のノミネーションで、世界的にイタリア食文化への関心が高まる中での受賞。イタリア国内外で伝統と品質基準を遵守して営業するレストランに授与される賞で、オンラインガイドで一定以上の評価を得ていることが条件とされている。審査は、アカデミー会員による実際の会食・個別訪問を経て最終投票が行われ、その後ミラノの会長評議会による最終承認を受けるという厳格なプロセスを経る。同賞の受賞は世界でも限られており、25年以前の受賞レストランはわずか5軒。

 アンティカ オステリア デル ポンテは、昨年9月に開店23周年を迎えた。1990年、イタリアで2番目にミシュランガイドの三つ星を獲得したアンティカ オステリア デル ポンテ ミラノ本店の、世界で唯一の姉妹店。2024年には、ガンベロロッソが発行する世界のイタリアンレストランの格付けデジタルガイド「世界のトップ・イタリアンレストラン」東京版(2025年度版)の高級料理店部門でも3年連続2フォークを受賞している。

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