東京都江東区にある都立木場公園で、イルミネーションイベント「花と光のムーブメント 木場公園『風と灯のめぐり路~花が舞う早春の輝~』」が、3月15日(日)まで開催されている。装飾は、日比谷花壇(東京)が担当。

早春を彩る季節の花々と幻想的な光の演出によって木場の歴史情緒を表現している。

 かつて江戸・東京へ材木を供給する「材木のまち」として栄え、貯木場を有した歴史を持つ木場公園。今回の演出では、材木のまち・木場の歴史を象徴する「風」や、江戸時代の水路を導いた「常夜灯」の灯りなど、歴史情緒あふれる世界観を表現。昼と夜で表情を変える園内は、早春の花々が彩りを添えている。

 イベント広場の中央には、かつて木場の水路を照らした灯を思わせる、高さ約3.5メートルの常夜灯オブジェが登場。江戸時代から伝わる、水辺に浮かべた材木を鳶口で乗りこなす「木場の角乗(かくのり)」の象徴でもある角材を使い、その質感に合わせて日比谷花壇が厳選した季節の花々を鮮やかに植え込んだ。

 常夜灯の周囲には、色彩豊かな春の花壇とともに、かつての水路を往来した「小舟」を模したオブジェを配置。日没とともに始まるライトアップでは、足元に投影される「青い揺らぎ」が、かつての貯木場に広がる豊かな水面を再現する。夜の静寂に浮かび上がる常夜灯の優しい灯りと、光をまとった花々のコントラストが、当時の木場の情景を現代に呼び起こすような、没入感あふれる景色を作り出す。

 噴水エリアでは、「風と水」をメインモチーフに、水運を支える小舟が躍動する情景を表現。木場角乗の象徴でもある角材にこだわった舟のオブジェと、水しぶきに見立てたボールライトやフラワーボールオブジェが、風に揺らぐ木場の豊かな水面を感じさせる。日中は噴水の中に桜が咲き誇り、一足早い桜のお花見ができる。

夜は点灯・消灯に動きをつけた繊細な光が加わり、時間とともに表情を変える(期間中、噴水の運転は休止)。

 ライトアップ時間は、平日17時30分~20時、土・日17時30分~20時30分。入場無料。期間中は、園内の5カ所を巡るスタンプラリー、キッチンカーの出店もある。

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