和歌山県でありながら、三重県と奈良県に囲まれ、自県とは一切接していない日本唯一の「完全な飛び地」——。そんな不思議な立地を持つ人口約350人の小さな村、北山村から、驚きの新商品が届いた。

 じゃばらいず北山(和歌山県北山村)は、3月5日、村特産の希少柑橘(かんきつ)「じゃばら」を使用した炭酸飲料「北山サイダー じゃばらッシュ」を発売した。このプロジェクトをけん引したのは、なんと村の非公認ヒーローである「じゃばライダー」。彼は「じゃばらの炭酸飲料が飲みたい」という声を受け、「収穫現場で飲む、あの生搾りの香りを全国に届けたい」という執念のもと、2年前から開発に着手。試行錯誤の末、ついに納得のいく“究極の一杯”を完成させた。

 開発チームは、単に果汁を増やすだけでは再現できなかった「もぎたての香り」を、香りが凝縮された「果皮エキス」を加えることによって実現。甘さを抑えたクリアな味わいは、食事の脂っぽさをリセットしたい時や、お風呂上がりの渇いた喉を潤すのに最適。炭酸がはじけると同時に、じゃばら特有の野性味あふれる鮮烈な香りが広がり、喉を抜ける瞬間のキレはまさに“生搾り級”だ。

 「じゃばら」は、古くから村に自生していた自然雑種で、「邪気を払う」ほどの酸っぱさが名前の由来。地元では縁起物として珍重されてきた“村の宝”である。小さな村が大切に守り抜いてきた伝統の味が、ヒーローの手によって現代的なサイダーへ“変身”したわけだ。

 「北山サイダー じゃばらッシュ」は内容量250ml、参考価格365円(税別)。公式通販サイト「じゃばら村」 で購入可能だ。

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