新年度を控え、3月は仕事・家庭ともに慌ただしさが増す時期。企業によっては決算や期末業務、異動・引き継ぎ対応などが重なり、個人でも生活環境の変化や将来への準備など、心身ともに負荷がかかりやすいタイミングだ。

ピップ(大阪市)が今月、40~60代のこり症状がある男女600人を対象に「春」に関するインターネット調査を行ったところ、「3月は『身体のこり・はり』を感じやすくなる」と回答した人が約8割に上った。同社は、「3月病」的な身体の不調が存在している可能性があるとして注意を呼び掛けている。

 まず、「3月(年度末)に仕事が忙しくなると、例月と比べて『身体のこり・はり』を感じやすくなりますか」との問いに対しては、「非常に感じる」(24.4%)と「やや感じる」(51.0%)を合わせ、75.4%が感じていた。次に、「『こり・はり』を感じた際、『時間がない』という理由でケアをあきらめたり、後回しにしたことはありますか」との問いには、「よくある」(34.3%)と「ある」(42.4%)を合わせて、76.7%が経験していた。多くの人が、年度末の多忙さと身体的不調の関連を実感している一方で、「忙しさ」を理由にケアの優先順位を下げているようだ。同社は、放置することで慢性化する恐れも指摘している。

 こり・はりに対するケア方法として重視されているポイント(複数回答)は、「手軽さ(57.3%)」「効果の即効性(55.3%)」「無理なく続けられること(51.5%)」「効果の持続性があること(49.8%)」だった。

 同社によると、「こり」とは、日々の生活習慣による緊張や疲労が積み重なり、筋肉が収縮して太く、硬くなった状態。スマホ使用やデスクワークなど長時間同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉が緊張して硬くなる。硬くなった首・肩の筋肉は血管を圧迫し、血流が滞ることで老廃物が蓄積する。この老廃物が筋肉の神経を刺激してさらに筋肉が緊張し、こりの悪循環に陥るという。

 同社は、対処法の1つとして「磁気」を挙げ、体内成分に働きかけて筋肉内の血行を良くし、こりの悪循環を断ち切ることが期待できるとしている。

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