近年、クマによる被害が多発しているが、身近にいる小動物もヒトに害をおよぼすことがある。そうした中、害獣対策を行う駆除ザウルス(東京)は、過去3年以内に自宅が害獣による被害に遭った経験のある20~70代の戸建て住宅居住者1005人を対象に「害獣発生時期と害獣の種類」に関する調査を行った。

調査期間は2月26日~2月27日。

 「自宅に侵入した、または侵入が疑われた害獣」について聞いたところ、地域別で以下のような回答となった。

【北海道】

「ネズミ(48.9%)」「カラス(29.8%)」「イタチ(6.4%)」「タヌキ(6.4%)」

【東北】

「ネズミ(32.1%)」「ハクビシン(25.0%)」「コウモリ(23.2%)」

【関東】

「ネズミ(48.7%)」「ハクビシン(21.9%)」「カラス(18.5%)」

【中部】

「ネズミ(35.9%)」「コウモリ(21.0%)」「ハクビシン(19.9%)」

【関西】

「ネズミ(36.7%)」「イタチ(23.2%)」「カラス(21.3%)」

【中国・四国】

「ネズミ(37.3%)」「ハクビシン(18.7%)」「カラス(17.3%)」

【九州・沖縄】

「ネズミ(43.2%)」「イタチ(21.6%)」「コウモリ(18.2%)」

 すべての地域で「ネズミ」が最多となり、全国的に最も発生件数の多い害獣であることが確認された。一方、地域別には顕著な違いも見られる。東北・関東・中部など東日本エリアでは「ハクビシン」が約2割を占め上位に入ったのに対し、関西や九州・沖縄を中心とした西日本エリアでは「イタチ」が2割を超えており、東西で主要な害獣の種類が異なる傾向が明らかになった。さらに、北海道では「カラス」、東北・中部・九州では「コウモリ」が上位に入るなど、地域固有の害獣被害が発生している実態も浮き彫りとなった。

 「自宅の害獣による被害について、最初に異変を感じた季節」は、「春(48.6%)」「夏(46.4%)」「秋(33.6%)」「冬(22.8%)」の順となっている。春から夏にかけて回答が集中しており、繁殖が活発になる暖かい時期は害獣が活発化する様子が伺える。

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