生成AIは既に仕事をする上で大きな領域を占めつつある。「仕事で悩みが生じた場合に、まずは生成AIに相談する」という若手社員が多いことが、転職・就職支援サービス「ハタラクティブ」(レバレジーズ・東京)の調査で浮かび上がった。

調査対象は20代の若手社員595人。ヒアリングを2月26日~3月2日に行った。

 調査によると、仕事や今後のキャリアに関して、約半数が「生成AIへの相談経験がある(48.7%)と回答。中でも「よく相談する」と回答した人は25.7%と約4人に1人となっており、仕事上の悩みにとどまらず、人生における重要な意思決定においても、生成AIに意見を求める若手社員が多いようだ。

 生成AIに対してキャリアに関する相談する理由としては「自分の経歴や悩みを否定されず、フラットに聞いてくれるから」(37.2%)が最も多い。以下、「24時間いつでも、即時に回答が得られるから」(31.4%)、「自分の弱音や『辞めたい』という本音を、誰にも知られずに吐き出せるから」(19.7%)と続いた。否定されるかもしれない危険性を避けつつ相談できることと、思いついた時にすぐ聞ける利便性も理由に挙げられている。

 生成AIに頼る若手が多いことは、今の職場で「気軽に相談できる体制(場)」がないためとも考えられるが、実際に「(そういった体制が)十分に整っている」と回答した人は、わずか21.0%だった。また、「形としてはあるが、実際には利用しにくい(形骸化している)」(35.1%)や「誰に相談すればいいのか、全く分からない」(25.7%)といった声も多い。そして、気になるのは上司との関係。キャリアの本音を話せる相手として「直属の上司よりも生成AIを信頼する」(26.5%)と回答した人がこちらも4人に1人にのぼった。

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