PHP研究所(京都市)は4月10日(金)に、「松下幸之助ゲーム 人生と経営の達人への道」を発売する。対象年齢は10歳以上。

 同研究所の創設80周年記念プロジェクトの一つとして、同研究所の創設者で、パナソニック(旧・松下電器産業)の創業者・松下幸之助氏の人生をボードゲーム化した。稲盛和夫氏や孫正義氏、柳井正氏をはじめ、多くの企業家に影響を与えてきた松下幸之助という経営者の生き方を通じて、自分の可能性を信じる心、夢に向かって進む勇気、変化に対応する人間力、人のために尽くす喜びを感じてもらいたいとの思いが込められたゲームだという。

 PHPはボードゲーム第1弾として2022年に、企業研修用に「松下幸之助<理念経営>実践ゲーム」を開発。社員セミナーや職場コミュニケーションのツールとして好評を得ているという。体験者や購入者から、「会話が自然と増える」「学びが多い」「子どもにもやらせたい」などの感想が寄せられ、ファミリータイプを望む声も多かったため、今回、世代を問わず家族で遊ぶことを目的とした第2弾の発売を決定した。価格は税込み1万780円。

 ボードゲームの第2弾の最大の特徴は、松下幸之助氏の「人生」そのものをゲームシステムに落とし込んでいる点。9歳で小学校を中退して火鉢店に奉公し、10円の初給金に感動するところからゲームはスタート。その後100円で独立し、松下電器を世界的企業へと成長させるまでの全過程では、日本のモノづくりの歴史や通貨の変化に加え、昭和レトロな雰囲気も体感できる。

 遊び方は、サイコロを振り、コマを進め、マスに止まって行動を選択するというシンプルなスタイル。その中で、人生と同じように、一つ一つの選択がゴールや勝敗に影響するように設計されている。「お金をどのように使うか」「リスクをどのように取るか」「成功や失敗から何を学ぶべきか」などを考えながら進めていくこのゲームで、稼いだ金額の多さやゴール到達の早さ以上に重視されるのは、「社会への貢献度」。

「利益は社会に貢献した報酬である」という松下幸之助の信念に基づき、どれだけ多くの人を幸せにしたか、どれだけ世の中を豊かにしたかが、勝敗のカギを握る。

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