パナソニック株式会社は2023年2月、業界最小設計(※1)の分岐水栓不要な着脱タンク式で、ひとり暮らしのキッチンにも置きやすいパーソナル食洗機「SOLOTA」(ソロタ) NP-TML1を発売しました。あまり料理をしない中食中心のひとり暮らしの方を、あえてターゲットに選んだ食洗機です。本製品は、プロジェクト体制で開発をすすめ、単身者のライフスタイルを徹底的に研究し誕生しました。プロジェクトメンバーが、商品化に至るまでに一体何を考え何に挑んでいたのか、開発の経緯から誕生に至るまでを、モノづくりにかけると想いともにご紹介します。
■食洗機を当たり前に使う文化を普及させたい。その想いをのせたパーソナル食洗機
毎日の食器洗いは面倒だけれど、かといってわざわざ食洗機を使うまでには至らない。食洗機に対するイメージは、およそこのようなものが一般的かもしれません。冷蔵庫や洗濯機に比べて、食洗機は生活必需品としての位置づけが低く、まだまだ使用価値の提案ができる家電ともいえます。
「食洗機を当たり前に使う文化をもっと普及させたい。」開発者たちのそんな想いから、パーソナル食洗機「SOLOTA」は誕生しました。ファミリー層が主要ターゲットである食洗機市場において、「SOLOTA」のターゲットはあえての単身世帯。A4ファイル程度のスペースがあればひとり暮らしのキッチンにも設置可能で、狭いキッチンにも馴染むよう、“コンパクト性”、“佇まい”、”使い勝手”を追求した製品です。
※1:国内卓上食器洗い乾燥機において。2023年2月中旬発売。
■食洗機という家電を生涯のパートナーに
当社がはじめて食洗機を発売したのは1960年。女性の社会進出が進み共働き世帯が増加するにつれ、家事の効率化の要望とともに食洗機に対するニーズも高まっています。
しかし一方で、日本の食洗機普及率は現状約29%で決して高くありません。その状況を打開すべく、ファミリー世帯が主流の食洗機市場において、今回あえて20~30代の単身世帯者にターゲットを定めました。それは食洗機を「冷蔵庫のようにライフステージの変化に合わせて買い替え、生涯のパートナーとして使ってもらえるような存在に押し上げたい」、そして「若い単身者向けの新筐体を開発し、まず“マイファースト食洗機”として使ってもらうことで、食洗機にもっと馴染みを持ってもらいたい」という、若手開発者たちの狙いと思いが背景にありました。
【開発ストーリー】続きはこちら https://prtimes.jp/story/detail/obee6LIkENb
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