台湾の定番朝ごはんの中でも、シエンドウジャン(鹹豆漿)が大好きな私。台湾旅行では必ず食べますし、ときどき自分で簡易版をつくることもあります。


そんな私が気になったのが、KFC公式サイトに載っている「オリジナルチキンでシエンドウジャンを再現しちゃう」大胆なアレンジレシピ。いったいどんな味なのか、実際につくって食べてみようと思いますっ。

【オリジナルチキンでつくるの…!?】
公式レシピ「オリジナルチキンの豆乳スープ~鹹豆漿~」を参考に用意した材料は、オリジナルチキン、ザーサイ、無調整豆乳、酢、しょうゆ、パクチー、ラー油です。
台湾で食べるシエンドウジャンには小エビや小ネギ、さらに揚げパン(油條)が入っていることが多いけど、このレシピでは使わないみたい。

さすがケンタッキー、オリジナルチキンに味の決め手を委ねちゃうのね!!

【とっても簡単につくれるよ】
ではさっそく、調理スタート。

まず、オリジナルチキンは骨を外して身をほぐし、トースターで5分焼きます。その間に、ザーサイをみじん切りにして器へ。そこへ酢としょうゆも加えます。
続いて、小鍋に豆乳を入れて中火にかけます。沸騰する直前まであたためたら、器へ少しずつそそぎましょう。
しばらくすると、あら不思議。粗熱がとれるにつれ、豆乳がゆ~っくり固まっていきました!! お酢の力で豆乳が凝固するんですね。

豆乳が固まったらオリジナルチキンをのせ、パクチーを添えます。最後にお好みでラー油をかけたらできあがりです♪

【ケンタッキーなシエンドウジャン爆誕】
パッと見た感じは台湾のシエンドウジャンぽいけど、トッピングは思いっきりケンタッキー。いったいどんなお味なのでしょうか。
さっそくひとくち……。豆乳がふるっとやわらかくてやさしい味だわ~~~と思いきや、オリジナルチキンのスパイシーな味わいがガツンと主張してきたー!
そこを、ザーサイのシャキシャキした食感とほどよい塩気が引き締めてくれます。はじめて味わうハーモニーだけど、意外と調和が取れていてクセになるかも♡

パクチーの独特な味わいも加わることで、いっきにアジアな雰囲気に。でもパクチーが苦手な人は、小ネギで代用してもおいしそうだなぁと思いましたよ。

現地でシエンドウジャンは朝食や夜食でいただくことが多いですが、このレシピはランチやディナーでガッツリいただくのによさそうです。

シエンドウジャンの定番トッピング・揚げパンは日本ではなかなか手に入らないので、オリジナルチキンで再現しちゃうの、アリだと思います。また今度つくろうっと♪

参考リンク:KFC
執筆・撮影:Yui Imai
Photo:(c)Pouch

画像をもっと見る

●関連記事
編集部おすすめ