ちょっぴり不思議で怖いお話をオムニバスでお届けする『世にも奇妙な物語』。2025年5月31日21時からは放送35周年を迎えることを記念したスペシャル番組が放送されます。


本作に欠かせない存在といえばストーリーテラーのタモリさんですが、なんと今回のスペシャルでは「タモさんが選んだ5作品」が放送されるのだそう!!

すべての作品を鑑賞してきたタモさんゆえに、どんなチョイスをしたのか非常に気になるところです。SNSでは『ズンドコベロンチョ』が予想されていたけれど……さてどうなる!?

【5作品を発表】
ファン人気が高い過去作品を選出、そのなかからタモさんが選んだ作品を放送する土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~』。気になりすぎるラインナップはこちらです!

①『BLACK ROOM』(2001年)
出演:木村拓哉さん、樹木希林さん、志賀廣太郎さん
留学中の息子が3年ぶりに帰省すると、実家が真っ暗な空間に変わり果てていた。暗闇のなかで両親と再会するも、彼らの様子もどこかおかしいーーー。不可解な出来事に戸惑ったのも束の間、予想もつかない出来事が!

②『夜汽車の男』(2002年)
出演:大杉漣さん
寂れた夜汽車に乗り込み、黙々と弁当を食べ始める謎の男。無駄に高い洞察力で、なんの変哲もないおかずを分析し、ごはんの割り振りや食べる順序を考えながら食べ進めていく。実は彼の行動には「なんらかの意図」があるようで……。

③『ロッカー』(1990年)
出演:織田裕二さん、段田安則さん
産業スパイの男が、データを盗もうとして研究所職員を殺してしまう。警備員の足音を聞き、とっさに近くのロッカーに身を隠したが、今度はロッカーの扉が開かない。実はそのロッカーは殺された研究員のものだった。

④『美女缶』(2005年)
出演:妻夫木聡さん、臼田あさ美さん
主人公は、隣人の冴えない男の部屋から毎朝違う美女が出てくるのを目撃する。部屋に忍び込んで「美女缶」という缶詰を発見し、現れた美女と心を通わすようになるが……。


⑤『恋の記憶、止まらないで』(2019年)
出演:斉藤由貴さん
創作に行き詰まりを感じていたシンガーソングライター。ある日のこと、夢のなかで聞いたメロディを元に新曲を作り、大ヒットを収めるのだが……そのメロディが自身が幼少期に出演したローカルテレビ番組の間に流れたCMソングであったことに気づく。

さすがタモさん、レジェンドにふさわしい名作ぞろいのラインナップです~!

ちなみに、『ロッカー』は第2回目で放送された伝説の初期作品。トラウマ級の作品といわれ、長年再放送が望まれていたものの、権利上の問題で封印されてきました。幻の名作がついに奇跡の復活を遂げます。

【SNSではアレが怖すぎると話題に】
ところで……放送作品の発表を受けて、SNSでは

・『ズンドコベロンチョ』が選ばれていない
・実は『恋の記憶、止まらないで』がいちばん怖い

と話題になっているみたい。

実は『ズンドコベロンチョ』は、10年前に視聴者投票で選ばれてリメイク放送されているため、今回は選ばれなかったのかもしれません。

注目したいのは、今回選出された作品のなかで最も怖いといわれている『恋の記憶、止まらないで』。

都市伝説×呪いといった90年代Jホラーの要素を盛り込みつつ「日常のすぐ隣にある恐怖」を表現。ほっこりしたタイトルとは裏腹に「本気で怖い」「トラウマ級」と話題を呼んだ “令和の奇妙” を代表する名作です……!!

土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~』の同時配信や見逃し配信はありません。ぜひリアルタイムでご覧になってみてください。

参照元:フジテレビ、Twitter(現X)@yonimo1990
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ

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