2025年2月に東京に初上陸したうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」。
北九州で約40年にわたり愛され続けてきた味わいだそうですが、ほかのうどんと一体なにが違うの!?
その謎を探るべく我々はアマゾンの奥地へと……じゃなくて、足立区の店舗へと遠征してきました。
結論から言うと、常連さんになりたいほどハマちゃったかもしんない……!!!
【初めて出会うタイプのうどん】
私がおとずれたのは、東京1店舗目の「両国店」に続く2店舗目として4月にオープンした「足立鹿浜店」。店内は1人用の席もあるものの、テーブル席も多くて広々としています。
注文は各テーブルのタブレットから。初めてということもあり、やはりここは名物だという「肉ごぼ天うどん 5本」(820円)を選びました!
うどんのトッピングにごぼ天はちょっぴり珍しいものの、見た目はとくに一般的なうどんと変わったところはなさそう。東京初出店時は徹夜組もふくめ約170人もの行列ができた(!)そうですが、どこにそれほど人々を惹きつける魅力があるんでしょう!?
不思議に思いつつも食べてみると……わ、わわわ。
麺は中心部分にコシがありながらも口当たりはふわふわ。そこに出汁が効きながらもどこか甘さが残るつゆが染み込み、なんとも優しい味わいです。
ご当地うどんといえば、東京では「丸亀うどん」のようなもっちりハードな歯ごたえの讃岐うどんも人気ですが、こちらはそれとはまったく異なるうどん。こんなタイプは初めて出会ったかも……!
サバや昆布、シイタケからとったという出汁は、甘じょっぱい味つけの薄切り牛肉やカラッと揚がったスティック状のごぼ天にも染み込んでいて、こちらも美味。うどんだけでなくトッピングもふくめて全体で楽しめる1杯になっています。
そして、とろろ昆布が入れ放題なのもうれしい~~~!!! とろろ昆布大好き人間の私としては、このサービス精神だけでもファンになっちゃいますっ。
【ぼた餅にカレー、おでんまで…!?】
さて、資さんうどんといえば、うどんだけかと思ったら大間違い! 他のメニューもとっても豊富なんです。
ということで、うどん以外にも何品か注文してみました。
・おでん 5本セット(630円)
牛すじ、だいこん、たまご、厚揚げ、しらたきの5種。どれも出汁がしみしみで、うどん同様、心がほっとする味わい♪ 大根は箸でスッと切れるほどにやわらかです。
・ミニカレー(400円)
「中辛」と書かれていますが、給食で出てくるような甘めのカレーに感じました。これならお子さんでも安心しても食べられそう。「唐揚げカレー」や「カツカレー」「カレーぶっかけうどん」などもありますよ!
・ミニぼた餅(110円)
資さんうどんの隠れ名物(らしい)。北海道産小豆を100%使用した甘さひかえめ&小ぶりサイズのぼた餅は食後のデザートにもぴったり。あまりにおいしかったのでおみやげにも買っちゃいました!
ほかにも「カツとじ丼」や「大海老天丼」「冷やしそば」「おにぎり」などもあるうえに、セットメニューやおこさまメニュー、酒類の用意も。うどんチェーンながら、もはやファミレス並みに充実したメニュー構成になっていました!
【今後の新規出店に期待っ!!】
以上、メニューのご紹介をしましたが、もう1つの大きな魅力としてお伝えしたいのが「値段」! どれもかなり良心的な価格設定ではないでしょうか?
メインとなるうどんの確固たるおいしさ、豊富なラインナップのメニュー、リーズナブルな価格。何度でも行きたくなる要素が満載すぎるんよ……!!!
というわけで何を隠そう、私、2週連続で行ってしまいました。東京の西側に住んでいる私としては、今後はこちら側にもオープンすることを祈るばかり。今後も関東や関西を中心に新規出店がされていくようですので、近くにできた際はぜひ皆さんもおとずれてみてください~!
※本文中の価格はすべて税込みです。
参考リンク:資さんうどん
執筆・撮影:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch
画像をもっと見る
●関連記事
編集部おすすめ