日本の夏の風物詩といえば「夏祭り」ですよね。

毎年この季節になると各地でさまざまなお祭りが開催されるわけですが……「名前は知っているけど実は行ったことがないお祭り」もあるのでは? ちなみに私はいっぱいあります!

阪急交通社では「日本の夏祭りランキング」を公開中です。
気軽に行けちゃうツアーもあるようなので、夏の旅行の参考にしてみませんか。

【どのお祭りが人気? TOP9を発表】
昨年2024年に実施した夏祭り関連ツアーの申込者数を集計した「日本の夏祭りランキング」。さっそくTOP9をチェックしていきましょ~!

■1位 [東北4県]東北四大夏祭り(青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、山形花笠まつり、仙台七夕まつり)
<開催期間>
青森ねぶた祭:2025年8月2日~8月7日
秋田竿燈まつり:2025年8月3日~8月6日
山形花笠まつり:2025年8月5日~ 8月7日
仙台七夕まつり:2025年8月6日~8月8日

ド迫力の山車が街を練り歩く「青森ねぶた祭」、竿燈を絶妙なバランスで操る「秋田竿燈まつり」、花笠をもった踊り手が舞う「山形花笠まつり」、色鮮やかな笹飾りが美しい「仙台七夕まつり」。

それぞれ異なる魅力を持つ東北四大夏祭りですが、なんと同時期に開催されるんですよ。各地を巡りながら東北観光するのも良さそう♪

■2位 [徳島]阿波おどり
期間:2025年8月11日~8月15日

「踊る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」の掛け声で知られる、日本三大盆踊りのひとつ。昨年まで前夜祭が開催されていた8月11日には、卓越した約600人の踊り手による「匠の舞台 優りび-SUGURIBI-」が開催されるそう!

■3位 [京都]祇園祭
期間:2025年7月1日~7月31日(予定)

1カ月間にわたりさまざまな神事がおこなわれる「祇園祭」。最大の目玉は “動く美術館” とも称される 「山鉾巡行」と幻想的な雰囲気の「宵山」です。豪華絢爛な光景は夏の京都の風物詩でもあります。

■4位 [青森]五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)
期間:2025年8月4日~8月8日(予定)

青森・弘前とともに「青森県三大佞武多」に数えられている伝統的なお祭りです。高さ約23メートル×重さ約19トン(!!)にもおよぶ巨大な山車が威勢の良い掛け声とともに市街地を練り歩く姿は圧巻。

■5位 [富山]おわら風の盆
期間:2025年9月1日~9月3日

300年以上の歴史を誇る「おわら風の盆」。 編み笠を目深に被った男女が、風情ある音色に合わせて練り歩く姿が「幻想的」と評判です。
今年は数年ぶりの平日開催なので混雑を避けたい人にも◎。

■6位 [高知]よさこい祭り
期間:2025年8月9日~8月12日

鳴子を手に持って踊る「よさこい祭り」は比較的新しいお祭り。伝統的な「よさこい節」をベースに、現代的な音楽や自由なパフォーマンスを取り入れた踊り、衣装や各チームを先導する地方車(じかたしゃ)の装飾も見どころです。

■7位 [岩手]盛岡さんさ踊り
期間:2025年8月1日~8月4日

悪鬼退治を祈願して始まったお祭り。エネルギッシュなパフォーマンスが圧巻の「世界一の太鼓大パレード」や「大輪踊り」、パレードの終了後に踊り手とともにさんさ踊りを楽しむ「輪踊り」など見どころ満載。

■8位 [京都]五山送り火
期間:2025年8月16日(予定)

お盆に迎えた先祖の霊を再びあの世へ送り出す、という意味合いが込められた伝統行事。「大文字」「妙・法」「船形(ふながた)」「左大文字」「鳥居形」の5つの送り火は、京都市登録無形民俗文化財に指定されています。

■9位 [青森]弘前ねぷたまつり
期間:2025年8月1日~8月7日

国の重要無形民俗文化財に指定されている、青森を代表する夏祭り。最大9メートル超えの「大型ねぷた」やかわいらしい「金魚ねぷた」など、青森市のねぶた祭とはまた違った趣きを楽しんで。

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【わたし、「真岡の五大まつり」が気になる】
ちなみに、私が個人的に気になっている夏祭りは栃木県真岡市で開催される「真岡の五大まつり」です。

日本の夏祭り百選にも選ばれている「真岡の夏まつり」をはじめ「久下田祇園祭」「真岡の灯ろう流し」「もおか木綿踊り」「尊徳夏まつり」とお祭りが目白押し! 花火に神輿、幻想的な灯ろう流しなど、さまざまな楽しみ方ができちゃうんですよ。

7月18日から順次開催されているので、足を運んでみるといいかも。
都内からも比較的近いのでプチ旅にもよさげです。

参照元:阪急交通社、プレスリリース、真岡市公式ホームページ、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ

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