レトロな雰囲気を楽しめる日本最古の遊園地「浅草花やしき(以下、花やしき)」。

花やしきといえば、子どもでも乗れるライトなアトラクションが多いことでもおなじみだけど……今夏に登場するお化け屋敷はかなり「ガチ」っぽいのよ。


祠(ほこら)を壊してしまった少女が悪霊となり、あなたの行方を阻みます。「祠を壊す」ではじまるストーリーというだけで背筋がゾクゾクしちゃいませんか。

【どんなアトラクション?】
花やしきに2年ぶりに登場するという新アトラクション「お化け屋敷~首づかの呪い~」。

プロフェッショナル集団・松竹お化け屋本舗が企画・制作したウォークスルー型(※自分の足で歩く)のお化け屋敷で、ホラー映画に迷い込んだかのような体験ができるのだとか……!!

<ストーリー>
町の鬼門にたつ「首づかの祠」を壊してしまった少女・牡丹。その晩、牡丹は何者かにとりつかれ、正気を失ったまま近隣の人々の首を次々とはねていき、最後には自ら首を落として命を絶ったという。

さらなる祟りを恐れた人々は、強い霊力を持つとされる古い寺の井戸に、悪霊となった彼女を封じ込めた。

そして現代、花やしきの一角にあるお化け屋敷では、なぜか昔から「本当に幽霊が出る」という噂が絶えない。実はこのお化け屋敷は、あのいわくつきの井戸跡地にたてられていたのだ。

荒廃したお屋敷、「引き返せ…」という男性のうめき声、行く手を阻む謎の少女ーーー。逃げられない恐怖を味わうことでヒンヤリしちゃいましょう。

期間:2025年7月18日オープン
料金:のりもの券7枚=700円(※フリーパス使用可)
参照元:浅草花やしき、プレスリリース

【お化け屋敷まとめ】
さ~て、ここからは全国各地で体験できる「お化け屋敷情報」をまとめてご紹介していきますよ~!

・東京ドームシティ アトラクションズのお化けトンネル
前身である「後楽園ゆうえんち」の開園から70周年の節目にアニバーサリーイベントを開催。さまざまな特別企画が用意されているのですが……今回注目したいのは「お化けトンネル」です。


なんと過去のお化け屋敷で活躍した “お化け” たちを特別展示するのだそう! お化けをじっくり見ることはそうそうないとおもうので(というか、そんな余裕はない)この機会にぜひ。

期間:2025年7月9日~9月16日
場所:東京ドームシティ アトラクションズ レーザーミッション横
料金:参照サイトから要確認
参照元:東京ドームシティ アトラクションズ、プレスリリース

・花園真夏のホラーフェス~幽~
大阪・花園ラグビー場で開催される3日間限定のホラーイベント。昼は王道の怖さを味わえる「ウォークスルー型お化け屋敷」、夜は恐怖度マシマシの「ミッションクリア型お化け屋敷」を体験できちゃうんですって!

仕掛け人は、数々のホラーイベントを開催してきた方南町お化け屋敷オバケンです。凶悪な悪霊たちと対峙する勇気がある人は、名乗りを上げてみてはいかがでしょうか。

期間:2025年8月9日、10日、11日
場所:東大阪市花園ラグビー場
料金:昼の部 大人3330円~、小人2330円~ / 夜の部 大人5330円~、小人3830円~
参照元:花園真夏のホラーフェス~幽~、プレスリリース
※中学生以下は小人料金となります。小学生以下は高校生以上の保護者と参加するようにしてください。
※2025年6月6日現在の情報です。内容は変更になる場合があります。詳細は参照サイトからご確認ください。

・甦る!! 令和の比叡山お化け屋敷
京都・比叡山にかつて存在した「比叡山頂遊園地」。閉園から四半世紀が経ったいま、1999年まで園内にあった「比叡山お化け屋敷」が復活するのだそう!

昨今の近代的なお化け屋敷とは異なり、当時使われていた手動の仕掛けで驚かせてくれるみたい。往年のファンはもちろん、未体験もしくは、そもそも生まれていなかったという人も体験してみて。


期間:2025年7月27日~8月31日
場所:大丸京都店6階 イベントホール
料金:前売り一般・大学生1300円~、同ペアチケット2400円~、中高生1000円~、小学生300円~
参照元:大丸京都店、プレスリリース
※小学生以下の入場には18歳以上の保護者(別途入場券が必要)の同伴が必要となります。

・3度目に黒いピエロに会うと殺される『漆黒の道化師』
ある地方都市で1年間に5人の子どもが失踪。共通していたのは「黒いピエロを3回見た」と語っていたこと……やがて町では「3度目に黒いピエロに会うと殺される」といったうわさが広がるように。

そんなストーリーを背景にもつウォークスルー型のお化け屋敷が登場します。勇気を出して足を踏み入れてみませんか。

期間:6月21日、22日、28日、29日、7月5日、6日、12日、13日、7月19日~8月31日
場所:大阪・イオンモール鶴見緑地2階特設会場
料金:1200円
参照元:エス・プランニング、プレスリリース

・霊能力者監修「視える人には見える展-零(ゼロ)-」
最後にご紹介するのはいっぷう変わった展覧会。「人には見えない “なにか” が視える人」がみている世界を擬似体験できる(!)特別展示です。

監修を務めているのは霊能力者=視える人。

なにかが写っている(怖)写真展示をはじめ、空間でなにかを感じることができる再現部屋、映像で世界観を体験できるシアターなど、全8エリアで構成されているそう。ちなみに来場者には「お清め塩」が配布されます。

期間:2025年8月1日~8月18日
場所:東京・日本橋 福島ビル1F・B1
料金:平日2200円 / 土日祝 2500円
参照元:視える人には見える展-零-、プレスリリース
※お浄め塩は数量限定です。

ここまで読んで、すでにゾクゾクしている人もいるかもしれませんね。
もっと涼しくなりたい人は、もう1歩踏み込んでみて……!!

執筆:田端あんじ (c)Pouch

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