子どもたちに絶大な人気を誇る絵本シリーズ『大ピンチずかん』。

子育て中のママさんパパさんなら、そのバズりっぷりをご存じかもしれませんが、なんとシリーズ累計250万部を突破しているんだって! 圧倒的ベストセラーじゃんッ!!

あの『パンどろぼう』に続く令和のヒット絵本が “体験型展覧会” を開催するようです。
会場のあちこちに仕掛けられた “大ピンチ” を上手に乗り切れるかな……!?

【どんな展覧会?】
注いだ牛乳がこぼれた。パンが焦げてる。犬のウ〇チを踏んじゃった。

絵本作家・鈴木のりたけさんが、子どもが直面しそうな “大ピンチ” をユーモアたっぷりに描いた『大ピンチずかん』(小学館)。2022年に第1作目が発売されてからというもの、2025年までに計3冊を出版しています。

この夏に横浜高島屋で開催される『鈴木のりたけ「大ピンチ展!」』では、絵本に出てくるいろんなピンチを体験できちゃうみたい。

ピンチに入り込んだり、ピンチを考えたり、はたまたピンチに飛び込んだり……親子で一緒に楽しめる展覧会となっているようなんです~!

【体験できること】
展覧会では、作者・鈴木のりたけさんが考案した会場でしか体験できない「4つのピンチ」(みるピンチ・なるピンチ・かんがえるピンチ・とびこむピンチ)を用意。

実際に体や頭を動かし参加することで、ピンチを体験できちゃいます。しかも、ただ絵本の追体験をするのではなく「ピンチを題材にしたエンターテインメント」を実現しているんですって!

■みるピンチ / ピンチを立体で体験
こぼれた牛乳、倒れそうなケーキ、犬のフン。そんな大ピンチたちを巨大化することで「不安な気持ち」をもっと楽しめるのだとか……。

■なるピンチ / ピンチをゲームで楽しむ
ピンチに遭遇したら「遊び」で乗り越えるッ! パンが焦げてしまったら、黒こげで絵に描いてしまおう。トイレが使用中なら、ノックして話かけてみよう。


■かんがえるピンチ / ピンチを頭と体でかんがえる
参加して考えることでピンチを楽しんじゃおう! 偶然のピンチを笑い飛ばす「大ピンチバー」、ピンチの組み合わせを楽しむ「大ピンチブロック」といったコンテンツで遊びましょ。

■とびこむピンチ / 全身でピンチを受け止める
ピンチに遭ってしまったら……いっそのこと、その懐に飛び込んでしまおう! 『大ピンチずかん』の「男の子が牛乳をこぼしたシーン」を立体化することで、ピンチの真っ只中を体験できるそう。

どうです? ワクワクしちゃうでしょう? 楽しく遊んでいるうちに、いつのまにか「ピンチを乗り切る術(すべ)」も習得できちゃうかもしれませんよっ。

【大阪と名古屋にも巡回するよ】
ちなみに、展覧会の会場ではオリジナルグッズも販売。展示コンテンツをグッズ化したアイテム(!)やキービジュアルをあしらったTシャツやバッグなど、ファンに嬉しいアイテムが満載です。

<横浜>
期間2025年7月30日~8月18日
会場:横浜高島屋 8階ギャラリー
料金:前売 一般 1000円、高校・大学生 800円、小・中学生 500円 / 当日 一般 1200円、高校・大学生 1000円、小・中学生 600円
※未就学児無料

また横浜のあとは、大阪と名古屋を巡回するみたい! 詳細は参照サイトから確認してみてくださいね。

参照元:高島屋、小学館、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:Ⓒ鈴木のりたけ/小学館

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