2025年7月14日に開業20周年を迎える京王プラザホテル2階の和食「かがり」と懐石「蒼樹庵」。
節目の年を記念し、復刻料理を取り入れたランチ&ディナーメニューを期間限定で提供中なのですが、ご招待いただき限定のランチメニュー「かがり御膳」をいただいてきました!
とっても美味しくて贅沢な時間を過ごせたので、その様子をご紹介させてください……!
【こだわりの和食】
和食「かがり」と懐石「蒼樹庵」は、安全・新鮮・季節感をモットーに全国の素材を活かした和食の新しいスタイルを提案するため、2005年7月14日に開業。
開業以来、生産地に直接足を運んで食材を厳選することを徹底してきたそうです。
今回の限定メニューは開業20周年を記念したメニューとのことで、現料理長・八木澤大輔さんが開業時からの人気メニューや歴代の料理長の思いを統合したお料理を用意してくださっているんですって!!
夏らしい涼しげな器も多く、なんとも華やかな「かがり御膳」。
それではさっそく、いただきます♡
【大満足の小鉢】
小鉢3品の「胡麻豆富」「薫鮭と蓴菜の涼風じゅれ 天、いくら」は見た目にも華やか。あっさりしている中にもしっかりと素材や出汁の味が効いていて、お口の中に旨みがふわっと広がっていくよう。
東京の野菜のおいしさをお客様にお届けしたいという料理長の思いから江戸芯取菜を使用した「江戸芯取菜 胡麻和え」も、歯応えと胡麻の風味が上品。
私、普段は胡麻和えはそんなに好きじゃないのですが……これは美味しくてあっという間に食べてしまいました。
【もう、お箸が止まらない】
サクサクとした食感と素材の旨味を楽しめる「海老の葦火(あしび)揚げ、揚げ野菜」も、揚げ物の重たさを全く感じない軽やかさに感動。
ちなみに「葦火揚げ」とは湯葉を細かく刻み衣にまぶして揚げる方法で、<かがり>の前身となる和食<あしび>の時代から人気であったオリジナルの調理法なんだそう。
冷やし鉢「蝦夷鮑と夏やさいの豆乳蒸し ~生姜餡~」も、これまた薄味なのにしっかり旨みを感じました。夏野菜も色と食感で花を添えています。
選べる焼き物は開業時から人気の食材であるメバル属の魚「柳の舞」を使用している「柳の舞柚庵焼き 付け合わせ」に。ほどけるような食感と香ばしさがたまらなく美味しい!
【これぞ贅沢の極み…!】
「もろこし御飯 香の物」、「布海苔蕎麦 露 薬味」、「海鮮ちらし」(+700円)の3種類から選べるお食事。
今回はプラス700円の「海鮮ちらし」をいただくことに。
新鮮な海鮮と上品な甘さの玉子、紫蘇が引き締め役になって……なんとも贅沢。
「海老枝豆真丈のお吸い物」はどこまでも優しく、ほっとするような安心感でお食事を締めくくってくれました。
そしてラスト、本日のデザートは西瓜と抹茶の羊羹でさっぱり。
どれもこれも薄味で優しいお味。素材や出汁の旨みが印象に残って、食べ終わった後に「贅沢な和食を堪能した…!」という満足感がお腹はもちろん、心にも広がりました。
【獺祭とのペアリング推し】
最後に、大人の皆さまにオススメしたいのは「かがり御膳」と「獺祭(純米大吟醸 45)」をペアリングすること。
スタッフさんにオススメされたのでいただいたのですが、これがびっくりするぐらい合うんです!!
これまで、甘い獺祭は食事中にはな~と思っていたけど、いやいや食事にも合うじゃない!という新しい発見になりました。
「かがり御膳」の価格は5600円(サービス料・税金込)。2025年7月1日~8月31日までの期間限定メニューです。料理長のこだわりが詰まったメニューを通して店の歴史、そして改めて和食の美味しさや奥深さを感じることができました。
この夏、ちょっぴり贅沢したいな、美味しい和食が食べたいな、と思ったらぜひ京王プラザホテルを思い出してください。
参考リンク:京王プラザホテル、楽天トラベル
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch
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