台湾で1000円出すと、どんなランチやディナーが楽しめる?
台湾旅行でぜひ味わってほしいグルメの1つが、伝統的な豆乳系朝ごはん。ランチやディナーでも立ち寄れるおすすめ店が、台北にある「四海豆漿大王(スーハイドウジャンダーワン)」です。
シエンドウジャンや小籠包、焼きパンなど5種類のメニューをテーブルいっぱいに広げて味わってきました♪
【台北の人気豆乳店へ】
今回訪れたお店は、台北MRT中山駅と台北駅の中間くらいに位置します。駅に着いたら中山地下街を通り、R4出口から出るとすぐ近くに店舗がありますよ。
豆漿店(豆乳店)と呼ばれる台湾の伝統的な朝ごはん屋さんの多くは、朝のみか、夜から朝にかけて営業するお店がほとんど。
でも、同店の営業時間は朝6時から20時半まで(日曜日は15時まで)なので、ランチやディナーでもいただけちゃうんです♪ 私は平日11時半頃に足を運んでみました。
店先では店員さんが忙しく作業していて、ローカル感たっぷり。
まずは、イートインの場合は向かって右側の「内用排隊區」、テイクアウトの場合は左側の「外帯排隊區」と書かれた場所から伸びた列に並びましょう。
イートインの場合、混んでいるときは相席になることがほとんどです。
【どのメニューもリーズナブル!】
まずは、入り口で日本語メニューがあるか尋ねてみると……ありました! 簡単に日本語の説明も書かれているうえ、写真付きメニューもあってわかりやすい~っ。
これを見ながら注文票に正の字で記入していきます。「内用請寫桌號」の欄には忘れずにテーブル番号も記入しましょう。
私が1000円縛りで注文したメニューは以下の通り。
・シエンドウジャン(鹹豆漿)35元
・小籠包ハーフサイズ(小籠包半龍4個)50元
・焼きパン+ネギ入り卵焼き(燒餅蔥蛋)40元
・大根もち(蘿蔔糕一片)15元
・冷たい豆乳(冰豆漿)20元
お値段は合計160元(約770円)。
注文票を店員さんに渡しに行くと、ブザーが渡されます。鳴ったらカウンターに取りに行き、料理を受け取ると同時に会計を済ませます。
【台湾定番朝ごはんのお味は?】
お盆の上には、台湾の定番朝ごはんがズラリ。さっそく、日本人に人気のシエンドウジャンからいただくと……。
温かくて、おぼろ豆腐のようなほろっとした食感の豆乳スープは、エビの旨みがしっかりきいた、ほんのり塩気も感じるやさしい味わいでおいしい~♡
小籠包は、皮はモチっと厚めで、スープもしっかり含まれた肉餡がジューシー。4個から注文できるのが、おひとり様にはうれしいんですよね。
焼きパンは外側サクッと中はしっとりで、挟まれた卵のやさしい味わいが絶妙にマッチ。大根もちは、モチモチ食感と甘辛いタレの相性がよく、ちょっとつまむのにぴったりです。
そして暑い日はやっぱり、冷たい豆乳がおいしい~っ。台湾の豆乳は味がマイルドで飲みやすいので、ぜひ料理と一緒に飲んでみてほしいです。
お盆いっぱいに並んだ5種類のメニューを制覇しても、1000円でお釣りがくるリーズナブルな価格はうれしいですね。
円安だって、台湾なら1000円縛りでもお腹いっぱい味わえちゃうのです。
※日本円への換算は、2025年9月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:四海豆漿大王
住所:台北市大同區長安西路29號(Googleマップ)
営業時間:6:00~20:30(日曜日のみ15:00まで)
定休日:なし
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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