少しずつ年末の足音が近づいてきました。ということは……もうそろそろ、大掃除の準備をしておかなきゃっ!

掃除といえば、「日本人はきれい好き」とよく言われていますが、実はそうでもないようで?

ある調査によると、海外では9割以上が「家が清潔であることは重要」と回答していましたが、日本では「ほどほどきれいならOK」と考える人が最多だったのだとか。
フム……ぶっちゃけ、思い当たるフシあるな(笑)。

【日本人の掃除は「ほどほど」がスタンダード!?】
皆さんは、部屋の掃除をどれくらいの頻度でおこなっているでしょうか。

ケルヒャー社が、世界10カ国の18歳から65歳までの男女1万人を対象に実施した調査によると、日本人の約6割が「週に1時間以内」と回答。なんと掃除にかける時間が10カ国中でいちばん短いことが判明したのです!

さらにさらに、10カ国中9カ国が「家が清潔であることは重要」と答えているのに対し、日本だけが「ほどほど」が最多という結果にッ!

おそらく、掃除にかける時間が短いことに関しては、部屋の広さも関係しているのでしょう。その点を考慮したとしても「日本人=掃除にかける思いがゆるい」という印象は否めないかも……!?

【日本人が譲れない汚れは「〇〇」】
とはいえ、自分のことを振り返ってみると、週末の2日間にそれぞれ1時間ずつ掃除する程度です(つまり週2時間)。調査で判明した「週に1時間以内」よりもやや長いものの、まァ、現実はこんなもんだよねぇ!

ちなみに、今回の調査では「日本人が譲れない汚れ」についても明らかになっています。

その汚れとは「トイレの汚れ」と「ホコリ」。トイレの汚れについては、世界的にみても「ここだけは譲れない(きれいにしておきたい)」と考える人が多いみたいです。

【掃除からみえる国民性】
さらにさらに、掃除にはいわゆる「国民性」が出るようで。

たとえば、ドイツ人は「シャワーや排水口の水あか・カビ」が気になる傾向にあるし、アメリカ人は「ソファや床に落ちている食べ物のカス」がイヤだと感じているようです。

それに対して日本の調査結果はこちら。

・掃除して部屋がきれいになったとき日本人の約7割が「やるべきことを終えた満足感がある」と感じている
・約4割の日本人が「お掃除後のご褒美」をモチベーションにしている
・日本人が掃除する最大の動機は「アレルギー症状の緩和」

あなたはお掃除をがんばったご褒美、用意してますか?

参照元:ケルヒャー、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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