連日にわたってテレビなどで報じられている「クマ出没」のニュース。もはやその脅威は他人事ではなくなってきています。


日本郵便「ゆうパック」ではクマ出没による業務の見合わせを発表しました。今後ゆうパックを利用する場合を考慮して、頭に入れておくといいかもしれません。

【ゆうパックの対応】
全国各地でクマの目撃情報が相次ぐなか、ゆうパックが、社員の安全を守るため一時的に集配業務(集荷・取集・配達)を見合わせる可能性があると発表。次のケースが対象となります。

<集配業務を見合わせるケース>
・クマの出没が確認され、自治体や警察などから立ち入り規制などの指示があった場合
・クマを目撃した場合など、集配業務の継続が困難と判断した場合

そのほかにはこのような対応をおこなうそうです。

・近隣にクマが出没している地域は夕方以降(原則として17時以降)の二輪車による配達業務を見合わせ
・クマの出没状況によっては窓口業務も一時的に見合わせる可能性

このため、郵便物やゆうパックなどを希望時間帯に配達できない場合があります。また、車両から配達先へ移動するとき、クマとの遭遇が懸念される場合には、安全対策のため配達先の敷地内への駐車を郵便局からお願いすることもあるそうです。

【安全第一です】
今年のクマによる被害は常軌を逸しており、すでに人的被害も多数出ていますよね。

記憶に新しいところでは、北海道で新聞配達員の方が襲われた事件がありましたが、北海道文化放送の報道によると「(クマが)4日前から配達員の方を付け狙っていた可能性がある」という情報もあるようです。

クマの出没はもはや避けられない。だからこそ、日ごろから配達をおこなう方々の安全は絶対に守られなければなりません。

クマの目撃情報がある地域に住んでいる人、もしくは、その地域宛に荷物を送る人は遅延もありうることを考慮したうえでゆうパックを利用するようにしましょう。


参照元:日本郵便、Twitter(現X)@yupack_official、北海道文化放送
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ

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