©︎TBSスパークル/TBS ©︎Natsuko Taniguchi/BUNKASHA

皆さん、最近テレビドラマをみてますか?  もしチェックしていないのなら、いまからでも遅くはないのでどうか追いついてほしい……!!

というのも、2025年秋ドラマは近年まれにみるほどの「大豊作」なのです。

竹内涼真さんが最高の演技を見せてくれているTBS系『じゃあ、あんたが作ってみろよ』をはじめ、民放各局すべて名作ぞろい。
ドラマ好きを自負する私がピックアップした「おすすめ作品」をご紹介させてくださ~い!

【『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の好きポイント】
今季における私的ナンバーワンドラマは『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。『逃げるは恥だが役に立つ』や『恋はつづくよどこまでも』などヒット作が多い「TBS火曜ドラマ枠」(毎週火曜22時~)で放送されています。

<どんなお話?>
理想の彼女を演じすぎて “自分を見失ってしまった女・あゆめろ(夏帆さん)” と令和の時代には少し珍しい “感覚が昭和すぎる男・かつお(竹内涼真さん)” 。いつか結婚すると思っていたふたりでしたが、突如別れることに。フリーになったことで、あゆめろは自分自身を取り戻そうとし、かつおは当たり前だと思っていたものを見つめ直していきます。

<ココが好き!>
・なにもかもが愛おしすぎる! かつおの成長物語
竹内さん演じる「かつお」は昭和すぎる男。料理をつくってくれた彼女に対して「しいて言うなら料理が茶色すぎるかな(笑)」と言い放つなど、無神経発言を繰り返してきました。

しかし、彼女のあゆめろと別れたことで、かつおの価値観が揺らぐのです。そして自ら「これではいけない」と変わろうとするんですよ。

不器用ではあるものの、まっすぐに成長していくかつおがどこまでも愛おしい。なぜか服装まで昭和(絶妙にダサい服と肌着を愛用)なところまでかわいい。がんばれかつお、負けるなかつお!

・あゆめろの成長からも目が離せない
「彼氏が思う理想の彼女」になるために、これまでずっと自分を押し殺してきたあゆめろ。
自分を失くしすぎて、もはや自分がなにが好きなのかすらわからなくなっていました。

そんなあゆめろでしたが、自分とは180度真逆の女友達ができたことで、少しずつ変わり始めるのです。おまけにかつおと別れて早々、新しい恋も見つけるのですが……この恋のお相手がなかなかのクセモノでして。

またしても「男ありき」になってしまいそうになる、あゆめろ。彼女がどんな選択をしていくのか、こちらも目が離せないのです。

<どんどん面白くなる神ドラマ>
かつおとあゆめろも最高なのですが、彼らを取り巻く友人たちもすこぶる魅力的なんですよ……!!

そしてこのドラマには原作(谷口菜津子『じゃあ、あんたが作ってみろよ』 ぶんか社)があるのですが、原作の良さを生かしつつ、ドラマならではの面白さをプラスしているからすごい。回を追うごと、どんどん面白くなってきているところにも脱帽です。今季の圧倒的イチ押しッ!

参照元:TBSテレビ、TVer、プレスリリース
Photo:©︎TBSスパークル/TBS ©︎Natsuko Taniguchi/BUNKASHA

【推しドラマ7選+α】
さてさて、ここからはそのほかの推しドラマをイッキにご紹介していきますよ~!

・終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―(カンテレ / 毎週月曜22時放送)/ フジテレビ
草彅剛さん主演。心優しい遺品整理人・鳥飼(草彅さん)と遺品整理会社のチームが、遺品に込められた人生最期のメッセージを紐解いていきます。毎回変わる依頼者とのエピソードもさることながら、ドラマの軸となっている母娘×鳥飼の物語も必見。

参照元:カンテレ、TVer、プレスリリース
Photo:Ⓒカンテレ

・ちょっとだけエスパー(毎週火曜21時放送)/ テレビ朝日
大泉洋さん主演×『アンナチュラル』の野木亜紀子さん脚本。とある会社に拾われた人生がけっぷちの男(大泉さん)が「ちょっとだけエスパー」になって世界を救うお話です。


コメディ路線かと思いきや、急にゴリゴリの社会派ストーリーをブッこんでくるところは野木脚本ならでは。エスパーなのか味方なのか敵なのか、いまいちよくわからない立ち位置にいる北村匠海さんの活躍にも期待したいところです……!

参照元:テレビ朝日、TVer、プレスリリース
Photo:Ⓒテレビ朝日

テレビ朝日といえば、最終シーズンがはじまった『緊急取調室』も推しドラマのひとつ。年末には劇場版の公開も控えているので、予習として観ておくといいかもしれません。

・小さい頃は、神様がいて(毎週木曜22時放送)/ フジテレビ
北村有起哉さん主演×『最後から二番目の恋』シリーズの岡田惠和さん脚本。同じマンションで暮らす3世帯の人間模様を垣間見れるヒューマンドラマです。

離婚間近の夫婦、女性同士のカップル、住人たちのまとめ役である熟年夫婦―――。みんなそれぞれいろいろあって、それぞれ、まあまあ大変。そんな悲喜こもごもの日々をじんわりやさしい視点で描いています。

参照元:フジテレビ、TVer、プレスリリース
Photo:Ⓒフジテレビ

・推しの殺人(読売テレビ / 毎週木曜23時59分放送)/ 日本テレビ
深夜枠のイチ押しはこちら。とある「罪」を隠ぺいした3人組のアイドルが、不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく―――。『このミステリーがすごい!』大賞の文庫グランプリ作品を実写ドラマ化した作品です。1話観始めたら最後、もう止められません。


参照元:読売テレビ、TVer

・フェイクマミー(毎週金曜22時放送)/ TBS
波留さん&川栄李奈さんがW主演。

「私の代わりにママとして面接を受けてほしい」という提案により、ベンチャー企業の社長でもあるシングルマザー・茉海恵(まみえ / 川栄さん)と「偽ママ契約」を結ぶ薫(波留さん)。ふたりがどうピンチを切り抜けていくのか目が離せないッ!

参照元:TBSテレビ、TVer、プレスリリース
Photo:©︎TBS

・良いこと悪いこと(毎週土曜21時放送)/ 日本テレビ
間宮祥太朗さん&新木優子さんがW主演。小学校の同窓会をきっかけに突如はじまる連続殺人事件、真犯人はいったい誰なのか―――。回を重ねるごと怪しい人も増えてきており、SNSでも考察が盛り上がっております。

参照元:日本テレビ、TVer、プレスリリース
Photo:©︎日テレ

・ぼくたちん家(毎週日曜22時30分放送)/日本テレビ
及川光博さん&手越祐也さん共演。

訳アリ中学生女子に「お父さんのふりをして」と頼まれた、人の良すぎるゲイのおじさん(及川さん)。おじさんは中学生の担任教師(手越さん)に恋をしているのだけれど、ふたりの距離はなかなか縮まらない……。人間関係について鋭く描きつつも、ほっこりじんわり感動できる、日曜の夜にぴったりのドラマです。

参照元:日本テレビ、TVer、プレスリリース
Photo:©︎日テレ

ここまでたっぷり紹介しましたが、いずれもTverで3話くらいまで観れちゃうので(作品によっては全話観れます)スグ追いつけるのではないかと思いま~す!

執筆:田端あんじ (c)Pouch

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