「豚汁」の読み方や具材でどこ出身かわかるかも！地域ごとに味の好みも全然ちがう「全国豚汁一斉調査」がおもしろい
「豚汁」の読み方や具材でどこ出身かわかるかも！地域ごとに味の好みも全然ちがう「全国豚汁一斉調査」がおもしろい 画像（1枚）

寒い日にいただく豚汁って、最高においしいですよね。ところで……あなたは「豚汁」をなんと読む？

「とんじる」？　それとも「ぶたじる」？　ある調査によると、この読み方、地域によって異なるというんです。
それどころか、豚汁に入れる具材や味噌の種類にも地域差があるんだってッ!!

【「とんじる」か「ぶたじる」か】
ファミリーマートが20～60代の男女700名を対象おこなった調査によると、「とんじる」派が84.3％、「ぶたじる」派が15.7％と、とんじる派が大半を占める結果となりました。

いっぽうエリア別で見てみると……九州・沖縄エリアでは2人に1人「ぶたじる」派であることが判明ッ！　さらに北海道では約4割の人が「ぶたじる」と回答していたのです。

■ぶたじる派 都道府県ランキング
1位 福岡 / 佐賀
2位 熊本 / 大分
3位 鹿児島
4位 鳥取
5位 北海道

私は福島県出身ということもあり、子どものころから「とんじる」派。でも、北海道および九州・沖縄エリアにお住まいの皆さんにとっては「ぶたじる」が主流なんですねぇ！

【こんなに地域差があるんです】
今回の調査では、豚汁に使用する具材や味噌にも地域差があることがわかっています。まずは具材について見てみると

・全国的な定番は「にんじん」「大根」「ごぼう」「こんにゃく」「芋」
・東北エリアでは「豆腐」「白菜」「ねぎ」を入れる家庭も多い
・豚汁に入れる芋の種類、全国的な定番は「里芋」
・東北（特に青森）は「じゃがいも」派が多い
・中国・四国では「さつまいも」を入れるところもある

といった結果に！　また「玉ねぎ」を使用するか否かでも明確な違いが出ており、東北エリアでは約5人に1人、中部エリアでは約3人に1人、中国・四国エリアでは4割が玉ねぎ派でした。

さらにさらに、豚汁に使う味噌の種類について聞いたところ、全国的には約3人に2人が「合わせ味噌」と回答。ところが、北関東・中部エリアでは「赤味噌」を使用する傾向が目立ったというんです。

【実はファミマでも地域差出した豚汁売ってます】
ちなみに、豚汁の味の好みについて尋ねたところ、全国的には「あっさり派」がやや優勢。いっぽう北関東・中部エリアでは「こってり派」が優勢であり、中国・四国エリアでは「甘め派」という意見も見られたということです。

ところ変われば「豚汁」も変わる。同じ料理なのに、地域によって具材も味の方向性も異なるだなんて興味深いですよねぇ。

ファミリーマートでは、地域ごとの味の好みにあわせた豚汁を販売しているそう。
ご当地豚汁を体験してみたいなら、その土地のファミリーマートへ足を運んでみるといいかもよ♪

参照元：ファミリーマート、プレスリリース
執筆：田端あんじ (c)Pouch

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