トレンドのお洋服が手軽に買える、ファストファッションブランドの「ZARA(ザラ)」。

「ザラジョ」なんて言葉も生まれたほど多くの人に愛されているZARAですが、実はブランドのコンセプトカフェがあるのをご存じでしょうか。


しかも、日本にあるのは1店舗だけというと~ってもレアなカフェなんですよ!(※2025年11月現在)

【日本でZARAのカフェがあるのはココ!】
ZARAが手がけるカフェの名前は「Zacaffè(ザカフェ)」といい、ZARA発祥の地であるスペインに1号店があるほか、中国、韓国、クウェートにも店舗があるそう。日本でのオープンは、世界で5か所目なんですって!

そんな希少なカフェが日本初上陸の場所に選んだのは、大阪の心斎橋。2025年10月、大阪の心斎橋にてZARAの新旗艦店に併設してオープンしました。

ZARAもカフェめぐりも大好きな私としては、こりゃ気になるぞ!というわけで、さっそく行ってきましたよ。関東在住の私、ちょうど大阪旅行の予定があったので、スケジュールに盛り込みました~!

【3品オーダーして食べてみました】
そうしてやってきたのが、大阪きっての繁華街にある「ZARA 心斎橋店」。旗艦店というだけありお店は4階建てで、国内最大級の売り場面積を誇るというから驚きです。

ここの3階に「ザカフェ」は併設されており、入口にはシックなのれんがかかっています。中に踏み入れてみると、ZARAらしいスタイリッシュな空間が広がっているではないですか~!

目をひくデザインのオープンカウンターが中央にあり、その周りに座席が設置されています。カウンター席やテーブル席がありますが、数はさほど多くないかな。

メニューはドリンクや軽食が中心で、ショーケースにはおしゃれなパンやスイーツがずら~り。注文はオープンカウンターでするのですが、お会計は現金が使えず、カードやコード決済、電子マネーなどキャッシュレス決済のみでしたよ。

私の胃腸とお財布に余裕があれば全部食べたいくらいですが、今回選んだのは「カフェラテ」、「抹茶ティラミス」、「ガリシア栗豚のエンパナーダ」の3品。


はじめはね、ラテとティラミスだけにしようかなと思ったんですよ。でも、このエンパナーダってZARAの本拠地スペインで親しまれている食べ物らしいので、気になったんですよね~。

まずは、そんな「ガリシア栗豚のエンパナーダ」から食べてみると、外側の生地は薄焼きのクッキーみたいにカリッと香ばしい~! でも結構かたくて、ナイフで切るのにちょっと手こずりました(笑)。

生地の中には、トマトで煮込まれた豚肉、玉ねぎ、黒オリーブなどがぎっしり。例えるならば、さっぱりとしたトマトシチューみたいな味わいって感じでしょうか。具材もゴロッと大きめで、食べ応えがありましたよ!

ちなみに、Wikipediaによるとエンパナーダとは「具入りのパンまたはペイストリー」とのことだそう。画像を検索すると三日月形のものが多いので、こちらは「ザカフェ」のオリジナル要素が強いのかしら。

続いて「カフェラテ」と「抹茶ティラミス」をいただきます。それぞれロゴがデザインされているのがおしゃれですよね~! ここでしか楽しめないオリジナルさに心がときめきます。

表面の美しいロゴプリントにしばし見とれてからラテを飲んでみると、ミルク感たっぷりで優しい味わいだぁ。ビターさよりもまろやかさが際立っているので、ホッとひと息つくのにもピッタリ!

「抹茶ティラミス」は、スポンジ生地に抹茶がしみしみ。それを濃厚でなめらかなクリーム部分と一緒に口へ入れると、まさに口福なんですけど~! サイズも大きくて、満足度も高かったです。


また、店内の雰囲気も落ち着いていて過ごしやすかったですよ。ただ、テーブルやイスは小さめだったので、長居するタイプのお店ではないかもしれません。

【大阪行くなら注目のスポットです!】
おしゃれなだけじゃなく、味もしっかりおいしかった「ザカフェ」のメニューたち。お値段は「カフェラテ」が700円、「抹茶ティラミス」が880円、「ガリシア栗豚のエンパナーダ」が900円です。

大阪の繁華街にあるので旅行中にも訪れやすかったですし、なんといっても日本では大阪だけにしかないというレアさが魅力的。ZARAが手がける「ザカフェ」、要注目のスポットですぞ!

※表示価格はいずれも税込価格です。

参考リンク:ZARA 心斎橋店、プレスリリース
取材・執筆:つぼみまい
Photo:(c)Pouch

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