東京急行電鉄株式会社(以下、当社)は、公益財団法人栃木県育英会(以下、栃木県育英会)が所有・運営する栃木県東京学生寮(以下、栃木県人寮)の建替え事業に民間事業者として企画提案を行い、2019年3月19日に新たな学生寮(以下、本施設)の建設および運営事業者として選定されました。なお、当社が県人寮の整備事業に取り組むのは初となります。
栃木県人寮は、東京及びその周辺に所在する大学などに進学する栃木県出身の学生のために、栃木県育英会によって1957年に建設されました。田園都市線池尻大橋駅から徒歩9分に位置しており、東京大学駒場キャンパスや沿線の駒澤大学(駒沢キャンパス)、昭和女子大学(三軒茶屋駅徒歩7分)など、多くの大学などへアクセスのしやすい閑静な住宅街周辺で、学生が暮らしやすいエリアに位置します。本事業によって、老朽化した現在の寮は、栃木県育英会や多くの栃木県人寮出身者の「この寮から新たに世界へ羽ばたく人材が生まれてほしい」という想いや時代のニーズを取り入れ、新たな栃木県人寮として生まれ変わります。
地上6階建ての本施設には、最大120名の栃木県出身の学生が生活する栃木県人寮と、最大85名の一般の学生が生活する一般学生寮の2つの学生寮を整備する予定で、2022年4月の開業を予定しています。本施設は、当社が、土地の地権者である栃木県から土地を賃借し、建物の建設を行い、県人寮部分を栃木県育英会に賃貸します。栃木県人寮の入居者の選定は、栃木県育英会が引き続き行います。栃木県人寮には、シャワーブースやランドリーといった共用設備のほか、学習のためのスペース、また食事提供付の食堂を用意することで学生生活をサポートする計画です。また、一般学生寮においても、各フロアに共用スペースを設け、寮内でのコミュニケーションの促進を図る予定です。
当社は、さまざまな地域や企業などと連携し、時代のニーズに合ったさまざまな形の住まいを実現するとともに、若い世代の流入を促進させることで、東急線沿線の多様性を高め、地域の活性化を図っていきます。本物件の詳細は別紙のとおりです。
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