~10月6日放送 TBSテレビ「世界遺産」~

キヤノンが番組提供している、TBSテレビ「世界遺産」(毎週日曜日18:00~放送)は、“人類共通の財産である世界遺産を最新の技術で記録し、未来に残す”ことを番組コンセプトとして、キヤノンのCINEMA EOS SYSTEMやデジタル一眼レフカメラ、EFレンズなどの機材を使用し、高精細な映像で世界遺産の魅力を伝えています。

このたび10月6日(日)放送回の本編の一部において、キヤノンの8Kカメラ・8Kレンズを提供し、TBS初となる8K撮影が行われました。
なお、キヤノンの8Kカメラ・8Kレンズが民間放送のテレビ番組撮影で使用されたのは今回が初めてです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13980/489/resize/d13980-489-481736-0.jpg ]

撮影場所は、6年に及ぶ大規模修理を終え、今年特別公開された皇室ゆかりの世界遺産である仁和寺(京都府京都市)の「観音堂」。機材の設置スペースに制限がある中で、カメラ本体が小型・軽量なため、高い機動性を生かした撮影ができました。373年前に描かれ初公開となる堂内障壁画、さらに本尊千手観音菩薩立像などが、キヤノンの8Kカメラ・8Kレンズによる高精細映像で細部まで記録されています。ぜひご覧ください!
※地上デジタル放送対応のため、8K撮影映像をフルHDに変換して放送されます。

■放送日時
2019年10月6日(日)18:00~18:30(8K撮影映像は本編の一部です)

■放送内容
テーマ:「天皇家の京都」
10月22日に行われる天皇陛下のご即位の儀式「即位礼正殿の儀」に先だって放送される特別企画。「古都京都の文化財」として世界遺産になっている寺社城郭の中でも、特に皇室と関わりの深い仁和寺を軸に一年がかりで撮影しました。8K撮影した観音堂の他、通常撮影による見どころもいっぱい。御室御所(おむろごしょ)と呼ばれた仁和寺の金堂(国宝)は、約400年前に御所の紫宸殿(ししんでん)を移築したもので、現存する最古の紫宸殿。秘仏である薬師如来坐像(国宝)も特別に撮影することができました。また後醍醐天皇の菩提寺である天龍寺も撮影、桜咲く嵐山を借景にした美しい日本庭園も見どころです。

<TBSテレビ「世界遺産」とは>
[画像2: https://prtimes.jp/i/13980/489/resize/d13980-489-872593-3.jpg ]

1996年に放送スタートし、これまでに690以上の世界遺産を撮影・放送。
世界遺産の普及に功績があったとして、2006年にユネスコから感謝状が授与されています。また2019年には、地理学の知識普及に寄与したとして日本地理学会賞社会貢献部門を、テレビ番組として初めて受賞しました。(番組公式HPはこちら https://www.tbs.co.jp/heritage/


「世界遺産」制作チーム 担当プロデューサーに聞く!


今回キヤノンの8Kカメラ・8Kレンズを使って撮影を行った、TBSテレビ「世界遺産」制作チームの堤慶太プロデューサーにお話を伺いました。

― 8K撮影ならではの見どころはどこですか?

「仁和寺の観音堂の内部です。映像が高精細になればなるほど細部の表現力がアップするので、本尊千手観音菩薩をはじめ、立ち並ぶ三十三体の仏像のディテールを忠実に、奥行き感をもって描けたと思います。また壁面など堂内に描かれた障壁画も細かいところまで記録できました。今回は地上波なのでフルHDに変換しての放送となりますが、それでも8K撮影の精細感や立体感は感じられるのではと思います。」
[画像3: https://prtimes.jp/i/13980/489/resize/d13980-489-710252-1.jpg ]

―  印象に残っている撮影エピソードはありますか?
「一般の拝観の方が入ってくる前に観音堂の外回りを撮影しなければならないため、早朝4時から撮影準備を始めました。まだ真っ暗で、キャンプ用のヘッドライトが役に立ちました。暗闇で組み上げた撮影用クレーンを使い、朝日が昇ってくると同時に撮影開始。カメラ本体がコンパクトなこともあり、ダイナミックなカメラワークができました。朝早くから対応してくれた仁和寺さんに感謝しています。」
[画像4: https://prtimes.jp/i/13980/489/resize/d13980-489-959607-2.jpg ]


キヤノンの8Kへの取り組み


独自の光学・画像処理技術により、カメラ、レンズ、ディスプレイなど入力から出力まで幅広い8K機材の開発に取り組んでいます。撮影で使用した8Kカメラは、独自開発の8Kセンサーを搭載し、2Kの約16倍の解像度である8,192×4,320画素を持ち、超高精細かつハイダイナミックレンジ、広色域の撮影に対応し、あたかも実物が目の前にあるかのような質感・空気感・臨場感を表現することが可能です。
また、機材だけではなく、その場にいるかのような臨場感や没入感を実現する「映像空間ソリューション」などの技術開発にも取り組んでいます。

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