
東京メトロでは、ウィズコロナ・ポストコロナにおいてもお客様に選ばれる鉄道会社となるため、3つのキーワード、「安心な空間」「パーソナライズド」「デジタル」に基づく施策に取組んでいます。お客様に「安心な空間」を提供するため、これまで新型コロナウイルスの感染予防策として「窓開けによる車内換気」や「車両の抗ウイルス・抗菌処置」を実施してきましたが、今回、新たな取組みとして、空気中のウイルス・菌・花粉を抑制する機能を搭載した、三菱電機製の車内空気循環ファンを計6台試験搭載します。
本装置は、三菱電機独自の放電技術による「ヘルスエアー(R)機能」を搭載しており、車内の空気を装置に取り込み、電気を発生させた空間を通過させることでウイルスや菌、花粉を抑制し、車内空間の環境改善を図ります。本装置は、主に病院やホテルなどの他、東京都の新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養施設でも利用されており、鉄道車両への試験搭載は初となります。