ヤマハ株式会社は、ネットワークセキュリティー製品の新ラインアップとして、小規模および中規模企業(Small and Medium Business、以下SMB)に必要とされるセキュリティー機能を1台で提供する、UTM(Unified Threat Management、統合脅威管理)アプライアンス『UTX100』『UTX200』を2021年3月に発売します。
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<製品の概要>
1995年にルーター市場へ参入して以来、当社ネットワーク製品は中小規模ネットワーク・SOHOを中心に、多くの企業で導入されてきました。
<価格と発売時期>
本体(初年度セキュリティーライセンス込み)
品名/品番/本体価格(税抜)/発売時期
UTMアプライアンス/UTX100/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンス/UTX200/オープンプライス/2021年3月
◎販売計画:UTXシリーズ合計:5,000台/年
◎UTMアプライアンスには初年度セキュリティーライセンス(UTXサポートサービスを含む)が付属しています。
<関連オプション>
品名/品番/価格(税抜)/発売時期
UTMアプライアンスUTX100用セキュリティーライセンス1年/YSL-UTX1-1Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX100用セキュリティーライセンス2年/YSL-UTX1-2Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX100用セキュリティーライセンス3年/YSL-UTX1-3Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX100用セキュリティーライセンス4年/YSL-UTX1-4Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX100用セキュリティーライセンス5年/YSL-UTX1-5Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX200用セキュリティーライセンス1年/YSL-UTX2-1Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX200用セキュリティーライセンス2年/YSL-UTX2-2Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX200用セキュリティーライセンス3年/YSL-UTX2-3Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX200用セキュリティーライセンス4年/YSL-UTX2-4Y/オープンプライス/2021年3月
UTMアプライアンスUTX200用セキュリティーライセンス5年/YSL-UTX2-5Y/オープンプライス/2021年3月
SFPモジュール/YSFP-G-SXA/68,000円/発売中
SFPモジュール/YSFP-G-LXA/136,000円/発売中
◎セキュリティーライセンスには専用サポートライセンス(UTXサポートサービス)が付属しています。
<主な特長>
1.SMBに必要とされるセキュリティー機能を1台で提供
『UTX100』『UTX200』は、小規模および中規模企業(SMB)に必要とされるセキュリティー機能を1台で提供できるUTMアプライアンスです。設置するだけの簡単導入で複数のセキュリティー対策を高コストパフォーマンスで実現することが可能です。
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ユーザーのIPアドレス、アプリケーション、通信プロトコルなどを基にしたルールを作成し、通信を管理することができます。またユーザーやグループ別にネットワークアクセスの制限や利用帯域を細かく設定できます。Active Directoryサーバーと連携してアクセス制限を設定することも可能です
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8,400を超えるアプリケーション(2021年1月時点)を150以上のカテゴリーに分類し、セキュリティー上の脅威となるアプリケーションを遮断することができます。遮断対象を追加したり、個別で許可することも可能です。
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2億以上のウェブサイト(2021年1月時点)をカテゴリー別に分類しており、カテゴリーごとのアクセスを管理することができます。またドメイン単位、ページ単位でのルール設定も可能です。SSL(HTTPS)通信での接続も判別対象とすることができます。
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攻撃と判定された外部からの通信を自動的に検知/遮断することができます。攻撃判定ルールは日々更新されるため、最新の攻撃手法にも対応可能です。
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シグネチャーや振舞い分析エンジン、レピュテーションエンジンなど様々なマルウェア検出手法を用いてネットワークを保護することができます。ワールドワイドのレベルで脅威に関する最新情報を収集し、リアルタイムに脅威情報を更新します。
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ボットに感染した端末とC&Cサーバー(遠隔操作のための指令を送るサーバー)との通信を検出し、通信の内容からボットの種類を判別することができます。情報漏えいや更なるマルウェアへの感染を防止します。
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スパム実績のあるメール送信元IPアドレスやメール本文、添付ファイルを元に、スパムメール・迷惑メールの判定をすることができます。メールアドレスやドメインを指定し許可リスト/ブロックリスト登録することも可能です。
2.ヤマハルーターとの連携、一元管理
『UTX100』『UTX200』は以下の2つのモードでお使いいただけます。
1. ヤマハルーターの配下に設置することで、ルーターのLANマップからネットワークとセキュリティーの両方を一元管理することができる「ブリッジモード」
2. ルーター機能、セキュリティー機能を1台で実現し、ヤマハルーターとVPNの相互接続が可能な「ルーターモード」
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「ブリッジモード」の特徴
ブリッジモードではL2MSスレーブ機能に対応しているため、ヤマハルーターのLANマップによる機器管理が可能です。L2MSマスターであるヤマハルーターは、配下に設置された『UTX100』『UTX200』を自動で検出・管理することができます*。ヤマハ無線アクセスポイント、スイッチを同時にお使いいただくことで、LANマップから企業内の「ネットワーク」と「セキュリティー」を一元管理することが可能となります。
※YNO GUI Forwarder機能によるGUI表示には対応しておりません。
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また『UTX100』『UTX200』で検出したネットワークのセキュリティーインシデントを、ヤマハルーターのダッシュボード上で確認することが可能です。
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さらに、Check Point社が提供しているモバイル向けアプリケーション「WatchTower」(iOS/Android)により、遠隔地から『UTX100』『UTX200』を管理いただくことも可能です。
「ルーターモード」の特徴
ルーターモードでは、ヤマハルーター、ヤマハVPNクライアント「YMS-VPN8」とVPN接続することが可能です。リモートワークなど外部からオフィスネットワークに接続する際には、『UTX100』『UTX200』のセキュリティー機能を介して外部から安全にインターネットアクセスすることが可能となります。また、Check Point社が提供しているリモート・アクセス・クライアント(Windows/macOS/iOS/Android/Linux)もご利用可能です。
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3.専用サポート窓口の開設
ネットワークセキュリティー製品を導入する際のトラブルで最も多いのがインターネット接続の不具合です。『UTX100』『UTX200』では、専用サポート窓口「UTXサポートサービス」によりお客様環境のトラブル解決を強力にサポートします。「UTXサポートサービス」をご利用するには「セキュリティーライセンス」への加入が必要です。また、UTMアプライアンス『UTX100』『UTX200』には初年度セキュリティーライセンス(UTXサポートサービスを含む)が付属しているため、機器を導入してすぐにお使いいただけます。
サポート内容
ログの確認・設定変更
機器のログ確認や設定の変更など、サポートセンターから遠隔操作によりお客様環境の『UTX100』『UTX200』を管理することが可能です。お電話、お問合せフォームでのご対応が可能です。
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先出しセンドバック対応
機器に障害が発生した際には、故障診断を実施し新しい機器を発送する「先出しセンドバック」を行います。企業ネットワークを止めずにトラブルを解決することが可能となります。
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セキュリティー診断レポート配信
お客様環境の『UTX100』『UTX200』より自動作成したセキュリティー診断レポートを、定期的にEメールにより配信します。
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ファームウェアの自動更新
お客様の指示されたタイミングでファームウェアの自動更新を実行することで、常にセキュリティー 対策を最新の状態に保つことが可能となります。
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ヤマハ UTM / ファイアウォール 製品情報サイト
https://network.yamaha.com/products/firewalls
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
※仕様および機能の名称は、予告なく変更することがあります。
※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
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