オークネットとMIRAI-LABO　中古EVバッテリーの再生および流通事業参入に着手

情報流通支援サービスの株式会社オークネット（本社：東京都港区、代表取締役社長COO：藤崎 慎一郎、以下「オークネット」）と、太陽光発電舗装パネル、リチウムイオンバッテリーの無瞬断切替技術、LED用リフレクター照明技術を軸として様々な省エネ環境製品の開発を行うMIRAI-LABO株式会社（本社：東京都八王子市、代表取締役：平塚 利男、以下「MIRAI-LABO」）は、2021年2月より中古EVバッテリーの再生・流通事業参入にむけた共同プロジェクトに着手いたします。 MIRAI-LABOは、独自のバッテリーグレーディング技術とMBMS（マルチプルバッテリーマネジメントシステム）※により、自律型街路灯「THE REBORN LIGHT」として、EVの使用済みバッテリーの再製品化（リユース）に成功しております。 また、今後はそのEVリユースバッテリーを活用したシステムである、AIR(Autonomous Intelligent Road=自律型知的道路)太陽光発電舗装Solar Mobiwayとリユース蓄電池による分散発電・分散蓄電システムの普及とともに、道路の地下にEVリユースバッテリーが大量に埋設されることとなります。 ※複数のバッテリーが正常に動作するよう、監視・制御するシステム [画像1: https://prtimes.jp/i/71059/4/resize/d71059-4-814881-0.png ][画像2: https://prtimes.jp/i/71059/4/resize/d71059-4-216188-1.png ][画像3: https://prtimes.jp/i/71059/4/resize/d71059-4-385070-2.png ] 一方、オークネットは35年にわたり中古車をはじめとする複数の事業領域で、オンラインオークションを手掛けてまいりました。オートモービル事業においては、トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スバルの中古車事業会社から出資を受け設立した株式会社AISを通じ、年間100万台を超える中古車検査とグレーディングを実施しています。また、デジタルプロダクツ事業においては、年間200万台を超える中古スマホ、PC等のデータ消去、検査、グレーディングを行い、グローバルオークションを通じて国内外に販売しております。このように検査のみならず、循環型オークション流通のためのグレーディング技術の規格統一のノウハウを確立しております。[画像4: https://prtimes.jp/i/71059/4/resize/d71059-4-548642-3.png ] 両社は2019年の資本業務提携をきっかけとして、互いの技術・ノウハウを共有し、この度、新たに再生EVバッテリー、およびその関連市場への参入準備に入ることを決定いたしました。 自動車産業においては、環境保護ならびに持続的発展の観点から、世界的にEVへの移行が進んでいます。一方、EVに搭載されるリチウムイオンバッテリーは、最先端技術と希少資源が活用されているにも関わらず、その価値を最大化するためのライフタイムリユースのスキームが未だ確立されていません。オークネットとMIRAI-LABOは、共同プロジェクトを通じて、EV車両の二次流通やリチウムイオンバッテリーの再商品化と流通を実現することで、自動車産業の持続的発展並びに環境問題に、より一層寄与したいと考えております。 また、EVバッテリーの検査・グレーディング技術を確立することで、燃料車と比較して残存価値が下落しやすいと言われる中古EV車の適正評価と適正価格形成にも取り組んでまいります。 オークネットとMIRAI-LABOは、2021年2月を目途に共同プロジェクトを始動し、SDGsに大きく貢献します。[画像5: https://prtimes.jp/i/71059/4/resize/d71059-4-859074-4.png ]（参考データ）１．EVの生産台数推移 ヨーロッパや米カリフォルニア州、中国などでは2030年代にHVを含むガソリン車新車販売禁止を発表している。 矢野経済研究所の調査では、2016年に生産台数 約350万台だったEV（HEV、PHEV含む）も、2030年には2,000万台超となることが予測されている。 ※出典：株式会社矢野経済研究所「xEV世界市場に関する調査（2020年）」（2020年8月17日発表）２．使用済みバッテリーの市場推移 2018年は5.5万台分だった使用済みバッテリーが、2025年には340万台分排出されると予想。 https://www.reuters.com/brandfeatures/second-lives【オークネット 会社概要】社名：株式会社オークネット本社：東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OMスクエア (〒107‐8349)代表者：代表取締役会長CEO 藤崎 清孝、代表取締役社長COO 藤崎 慎一郎創業年月日：1985年6月29日資本金：1,729百万円 （2019年12月31日現在）連結売上高：196億円(2019年12月期)連結従業員数：664名 （2019年12月31日現在）株式：東証第一部（証券コード：3964）事業内容：インターネットを利用したオークションの主催および運営等の情報流通支援サービス事業【MIRAI-LABO 会社概要】社名：MIRAI-LABO株式会社本社：東京都八王子市千人町3-3-20 (〒193-0835)代表者：代表取締役 平塚 利男設立年月日：2006年4月6日資本金：480百万円 （2020年12月31日現在）従業員数：24名 （2021年1月1日現在）URL：https://mirai-lab.com/ ■本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ株式会社オークネット 総合企画室 高野 清司・横田 喬輝TEL：03-6440-2530 MAIL：request@ns.aucnet.co.jpMIRAI-LABO株式会社 経営企画室 平塚 雷太TEL：042-673-7113 MAIL：info@mirai-lab.com企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ