先週末、3月14日は「ホワイトデー」でした。この日をカップルで過ごした人も多かったと思いますが、実は3月14日が「国際結婚の日」でもあったことを知っている人は少ないのではないでしょうか。
「国際結婚の日」を機会に、株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)では、国際結婚をした日本人67人にアンケートを行いました。国際結婚した相手と出会ったきっかけや国際結婚に反対された比率、国際結婚でよかったこと、思わぬデメリットなど、国際結婚の"本当のところ”を明らかにします。
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相手と出会ったきっかけは、「オンライン」と「職場」が最多
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外国籍のパートナーとはどこで知り合えるか、国際結婚に憧れがある人には気になるところです。回答者では「オンライン(SNS・掲示板・チャットルーム・ゲームなど)」と「職場・アルバイト先」が17.9%と最も多い結果になりました。
また「マッチングアプリ」が10.4%で、最近の世情傾向が色濃く表れています。「旅先」(9%)や「偶然の出会い」(7.5%)といった偶発的な出会いで結婚相手に出会ったという人も一定数いるようです。
国際結婚した相手と出会ったのは「日本」が43.3%
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国際結婚というと海外で出会ったイメージがありますが、実際には43.3%の人が日本国内で出会っていました。先の質問で出てきますが、回答者の居住地は日本と国外で約50%ずつです。このことから、日本に住んでいても国際結婚に至る可能性があることが分かります。
日本でも相手が住んでいた国でもない外国で出会った人は、留学や海外勤務などがきっかけのようです。
交際期間は1~3年が最多で、比較的じっくり付き合ってから決断した傾向
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国際結婚をした相手との交際期間は、1~3年が52.2%で最も多くなりました。
お互いに文化や言葉の違いを深く理解するプロセスがあることで、結婚に慎重になる側面もあるのかも知れません。
現在の居住地は「日本」が47.7%
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現在住んでいる国について聞いてみたところ、日本で出会って日本に住み続けている人が34.3%で最も多くなりました。その次は、相手が住んでいる国で出会いそのままその国に住んでいる人です。別の国で出会い日本で暮らすことにした人や、相手の住んでいる国で暮らすことにした人はそれぞれ15%以下です。
国際結婚であっても、仕事や生活環境を変えずに出会った場所に住み続けることになることの方が多いようです。
治安や言葉の問題、仕事・子育てを理由に住む場所を選ぶ人が多い
それぞれ今の場所に住むことになった理由を、聞いてみました。
【日本に住んでいる】
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日本に住んでいる人は、治安の良さの他に、言葉の壁の問題から日本を選んでいるという声が聞かれました。
【相手の国に住んでいる】
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相手の国に住んでいる人は、その国の方が日本よりも収入が得られやすいことを挙げている人が多く見受けられました。子育てを外国でしたいという希望もあるようです。
国際結婚を家族に反対された人は35.8%、反対が多かったのは“自分の母”
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今や決して珍しくない国際結婚ですが、いざ外国籍のパートナーと結婚したいと伝えると、驚く家族もいるかもしれません。
反対した人は「自分の母」が62.5%、「自分の父」が37.5%と多くなっています。相手の親に反対された割合よりも、日本人である自分の親に反対された割合の方が多いことが分かります。
結婚を反対された理由はどのようなところにあるのでしょうか?
国際結婚を反対された理由
国際結婚への反対意見としては以下のような意見がありました。
●日本を離れることに対して、寂しさから反対された
●育った環境が違うことから価値観が合わないのではと心配された
●生まれてくる子供に対しての心配
国際結婚を反対された人のうち、最終的に結婚を認めてもらえた人は62.5%でした。お互いの人柄やふたりの強固な絆に触れる内に、当初反対していた人の考えが変化することもあったようです。
親の反対は子どもの幸せを望んでのことです。人によっては時間がかかるかもしれませんが、ふたりが幸せに暮らしていることで、いつか分かってもらえる日が来るとよいですね。
国際結婚をしてみて、相手との習慣の違いに驚いた経験
別々に生きてきたふたりが一緒に生活し始めると、少なからず驚くことはあります。それが国際結婚で文化や習慣が違うと、なおさらびっくりすることもあるようです。「結婚してみて相手との違いに驚いた経験」について、教えてもらいました。
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_4.jpg ]
驚いたことのコメントでは「食生活に関すること」「家族の付き合い方に関すること」が多くありました。
ただ、「宗教上の問題、文化の違いなどのような大きな相違を感じたことは一度もありません。日本人同士の結婚でもお互いに価値観の相違などがあると思いますが、それと同じ程度です。(カナダバンクーバー在住/35歳女性)」という意見もあり、必ずしも“国際結婚だったから”という訳でもなさそうです。
国際結婚して「よかった」が62.7%
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「国際結婚をしてよかったと思いますか?」という質問をしてみたところ、「よかった」と答えたのは62.7%でした。「どちらでもない」が31.3%、「よくなかったと思う」が6%でした。それぞれ、なぜそう思っているのかも聞いてみました。
【よかったと思う】
[表5: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_5.jpg ]
【どちらでもない】
[表6: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_6.jpg ]
【よくなかったと思う】
[表7: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_7.jpg ]
「よかった」と思っている人は、文化や習慣の違いをポジティブに捉えている人が多いようです。「どちらでもない」「よくなかったと思う」という意見では、国際結婚に限らず起こりうる問題であるように見受けられました。
パートナーが外国人のメリットは、「愛情表現がすばらしい!」
「パートナーが別の国籍であることでのメリットがあれば教えてください」という質問では、以下のようなコメントが寄せられました。
[表8: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_8.jpg ]
何年経ってもパートナーが愛情表現をしてくれるのは、日本人と比較して大きなメリットだと感じている人が多いようです。また複数の女性からは、男性が家事をする意識が高いことも「よかった」という声が聞かれました。
国際結婚をして気づいたデメリットは、「里帰りに費用がかかる」
逆に、「パートナーが別の国籍であることのデメリットを教えてください」という質問では以下のようなコメントが寄せられました。
[表9: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_9.jpg ]
デメリットの多くは「里帰りにお金がかかる」という意見でした。またどちらかが自分の国ではないところに住むため「配偶者ビザ」の手続きが面倒なことや、国際結婚の手続き自体が大変といった苦労もあるようです。
「もう一度人生をやり直すとしたら、また国際結婚したい」が68.7%
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最後に「もう一度人生をやり直すとしたら、あなたはまた国際結婚したいと思いますか?」という質問もしてみました。結果、68.7%が「また国際結婚をしたい」と回答しました。デメリットもある国際結婚ですが、比較的多くの人がそれを上回るメリットや幸福感を得ているようです。
■ また国際結婚をしたい理由
人生をやり直すとしてもまた国際結婚をしたいと思っている人にその理由を聞いてみました。
[表10: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_10.jpg ]
「また国際結婚をしたい」という人は、夫婦の間にある差異を国籍のせいにせず、楽しんだり成長につながると前向きに捉えているようです。「国際結婚」か否かにかかわらず、また同じパートナーと結婚したいという深い愛情が伝わるコメントも多くありました。
■ もうしたくないと思う理由
「人生をやり直すとしたら国際結婚は選ばない」という人にもその理由を聞きました。
[表11: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/76_11.jpg ]
文化や習慣の違い、言葉の壁に加え、現在はコロナ禍の影響で気安く渡航できない状況に、苦労している人もいるようです。体調が悪かったりおちこんでいるときには、同じ文化や言語の相手の方が楽だったかもと言う意見もありました。
まとめ|違いを国籍のせいにしない。
ここまで国際結婚をした当事者について見てきましたが、いかがでしたか?
今回のアンケートからは、以下のことが言えそうです。
●国際結婚の相手とは「オンライン」「職場」での出会いが多い
●結婚後も出会った場所に住み続けるパターンが多い
●結婚を反対された人は35.8%
●反対した人で多いのは「自分の母」
●国際結婚をしてよかった人は62.7%
●国際結婚のメリットは「愛情表現」
●国際結婚のデメリットは「里帰り費用がかかる」
●もう一度人生をやり直すとして国際結婚を選ぶ人は68.7%
寄せられた声の中で印象に残ったのは、「外国人というフィルターがあるおかげで、相手にこちらの常識をおしつけることもないし、喧嘩もないです。日本人同士だったらなんでわかってくれないのとか常識が通じるのが前提なので、イライラしていただろうなと思います。」(イギリスケント在住/32歳女性)というコメントです。
国際結婚であることで、「相手を理解しよう」という配慮や「自分の考えを伝えよう」という努力が自然とできるという意見は、多くの夫婦に参考になるのではないでしょうか。
同じ国籍、同じ地域で育っていても、お互いにわかり合う努力は必要です。国際結婚の当事者からは、お互いの違いを国籍や既存の枠組みにはめない、理解することを諦めない姿勢を学ぶことができました。
これから結婚する人も、すでに結婚している人も、国際結婚の当事者のポジティブ思考をぜひ参考にしてみてくださいね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:計67名
実施時期:2021年02月17日~2021年03月03日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)
調査会社:株式会社ネクストレベル
■縁結び大学はこんなメディアです■
【運営会社】
株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。
【運営メディア】
マッチングアプリ大学
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