株式会社セイワホールディングス(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:野見山 勇大)は、真空ゴム成形機メーカーの三重工業株式会社(本社:千葉県市原市、前代表:西村 剛)の事業承継を行いました。
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株式会社セイワホールディングスは、2021年1月に設立された、大型構造物の溶接加工を手がける株式会社セイワ工業からスタートした「事業承継を通じた町工場の支援を行う」企業体(以下、セイワグループ)です。
セイワグループは、事業承継を行うことで「後継者不足」や「会社経営」の悩みを抱える町工場の支援を行ってまいりました。具体的には、2018年から累計で7社の事業承継を行っており、溶接加工、電気亜鉛めっき、機械加工、ブロー成形機製造、特殊電線製造など様々な領域で、お客様のものづくりをご支援してまいりました。
そしてこの度、新たな事業承継による町工場の支援として、三重工業株式会社の全株式を取得いたしました。
1948年設立の三重工業株式会社(前代表:西村 剛 ※写真右側)は、自動車や医療機器部品製造のためのゴム成形機メーカーです。海外製では対応が困難な精密加工が可能となる機械の設計製造が可能であり、国内でも有数のゴム成形機メーカーとして信頼を集めてまいりました。
今回の提携により、既存グループ会社である株式会社ブレンズのプラスチック成型技術と三重工業の技術交流による更なる提案力の向上を実現してまいります。また、ブレンズ社と地理的な距離も近いことから、共同で製品組立用の倉庫を建設中であり、更なるキャパシティの増強と、きめ細かいカスタマーサービスの向上を目指しております。他にも、2021年6月にグループ入りした平野製作所や他グループ会社の部品製造能力を活かし、内製化による成形機製造コストの合理化を行ってまいります。
(参考)
株式会社ブレンズ https://blens.co.jp/
株式会社平野製作所の事業承継のお知らせ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000046422.html
中小企業庁の報告では、2025年に127万社の中小企業が廃業危機を迎える(いわゆる大廃業時代)とされており、国内の技術力および雇用機会の消失が懸念されています。主な理由の一つに、「中小企業におけるリソース不足」が挙げられます。中小企業は大企業と比較しヒト・モノ・カネといった経営資源が乏しく、昨今の経済環境においては単独で勝ち続けて行くことは難しくなっております。
このような背景から、株式会社セイワホールディングスは今後も、優れた技術を持ちながら「後継者不足」や「会社経営」で悩む町工場の支援を通じて、大廃業時代の社会課題の解決に尽力してまいります。
■三重工業株式会社 概要
【会社名】三重工業株式会社
【住所】〒290-0069 千葉県市原市八幡北町1-7-2
【資本金】1,000万円
【代表取締役】西村 剛
■株式会社セイワホールディングス 概要
【会社名】株式会社セイワホールディングス
【Webサイト】https://seiwaholdings.co.jp/
【住所】〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-17-26 ランドテラス伏見4階
【資本金】1億円
【代表取締役】野見山 勇大
【理念】
・Mission:モノづくりを通して心を動かすサービスを世界中に提供する
・Vision:町工場ネットワークの創造による「アッと驚く提案の実現」「世界で一番働きやすい環境の創造」
「地域雇用の維持創出と技術の伝承」
■セイワグループ各社情報
・株式会社セイワ工業 https://seiwa04.com/
・東栄コーティング株式会社 https://toeicoating.co.jp/
・株式会社カスカ https://kasuka.co.jp/
・光誠産業株式会社 https://kohseisangyo.jp/
・株式会社ブレンズ https://blens.co.jp/
・三陽電工株式会社 http://www.sanyo-denko.co.jp/
・株式会社平野製作所 http://www.kk-hirano.co.jp/
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