VR用揺動装置「Lumbus-DK2」を39万円（税・送料込）から販売開始

VR用揺動装置を製造販売する広島市立大学発ベンチャーの株式会社Movere（本社：広島市安佐南区）は、開発者向け評価版の「Lumbus-DK2」を39万円（税・送料込）から販売開始いたしました。[画像1: https://prtimes.jp/i/56602/2/resize/d56602-2-9aa57eac0808ca731f78-0.png ][画像2: https://prtimes.jp/i/56602/2/resize/d56602-2-aa6e6047bd5d36c88b8f-5.png ]球面体を転がすことによって，起き上がりこぼしのように少ない力で積載物を揺動可能なこれまでにない新しいタイプのVR用揺動装置を提供致します（モーションベース，日本国特許第6788303号，国際特許出願中）。[動画: https://www.youtube.com/watch?v=uEBdpXCX670 ]従来よりも半分の力で倍の力を呈示球面体を用いた従来法では，筐体の回転中心にその場で回転揺動しますが，本揺動装置は転がり運動によって筐体が転がり揺動します。並進や回転運動を感知するのは人間の耳部分ですので，同じ角度で揺動させる場合でも，回転中心から耳までの距離が大きくなるほど感じる力も大きくなります。このため，従来法のようにその場で回転させるよりも本揺動装置のように転がり運動させた方が並進運動と回転運動の大きな揺動が生じ，その分トルクも大きくなりますので，その場で回転させるよりも半分程度の少ない力で倍程度の力を呈示することができます。[画像3: https://prtimes.jp/i/56602/2/resize/d56602-2-123aced50c366c68a509-1.png ]また，回転運動だけに比べてより前庭感覚や体性感覚が刺激されますので，映像と組み合わせることにより，2軸だけでもピッチ（前後回転）／サージ（前後並進）／微小ヒーブ（上下並進），ロール（左右回転）／スウェイ（左右並進）／ヨー（遠心）といった幅広い表現が可能となります。伸縮駆動による高精度な揺動性能本装置は可動ベース（座席部分）および設置ベース（土台）を2本の電動シリンダで連結・伸縮によってピッチおよびロール方向への転がり運動による揺動を実現しています。伸縮駆動部が座席とともに転がり運動し，駆動部先端が土台部分に回転可能に結合されることにより，多少のすべりや遊びが生じますが高精度な揺動を実現することができます（誤差1度以内）。[画像4: https://prtimes.jp/i/56602/2/resize/d56602-2-ef3a065e0fef474a1488-2.png ][画像5: https://prtimes.jp/i/56602/2/resize/d56602-2-f66cb470aafb2afc9ff1-3.png ]本格シートの取付に対応基本セットにはPlayseat SeatsliderおよびSTRASSEシートレールを取り付け可能なプレートが付属しています。ドライビングシミュレータやフライトシミュレータ向けの筐体は順次対応予定です。[画像6: https://prtimes.jp/i/56602/2/resize/d56602-2-17d58b3d445c89938f2c-4.png ]揺動制御ソフトウェアと開発キットLumbus制御用の常駐ソフトウェア（for Windows10）において指定アドレス・指定ポートを設定しておき，シミュレータ側からUDPでピッチ・ロール値を送信するだけで揺動制御可能です。このため，本揺動装置はSimToolsと連携させることでモーションプラットフォームに対応した既存ソフトウェアを楽しむことができます。UE4やUnity用のプラグインやサンプルプログラム等をまとめたソフトウェア開発キットは本ウェブサイトより順次ダウンロード可能にしていく予定です。また，ピッチ・ロール・ヨー・サージ・スウェイ・ヒーブの6軸成分をピッチとロールに配分する疑似6軸制御や，微小振動をブーストさせるといった機能は順次対応予定です。スペック表揺動方向：ピッチ・ロール 2軸最大揺動角度：&plusmn;13 &deg; ／ &plusmn;18 &deg; ／ &plusmn;22 &deg; ／ &plusmn;26&deg; （2軸共）搭乗人員：1名最大搭乗重量：100kg揺動角速度：&plusmn;26&deg;: 34.8&deg;/s～ &plusmn;13&deg;: 36.8&deg;/s程度最大揺動加速度：&plusmn;1G程度定格消費電力：156W装置重量：&plusmn;13&deg;：44.1kg～&plusmn;26&deg;：45.7kg入力電圧：AC88-132V/AC176-267V（切り替え式）※海外使用可PCとの接続方法：USB1.0 x1本（本体付属）制御ソフト対応OS：Windows10他ソフトとの連携：SimTools／Unity／UE4／VS2019／MATLAB等のUDP通信方式対応シートレール：Playseat シートスライダー／STRASSE シートレールカラー：レッド／スカイブルー／若草半透明本体サイズ（幅&times;奥行）：フットレスト無し（740&times;740mm）／フットレスト取付時（740&times;915mm）基本セット内容：モーションベース本体（ACコード・USBケーブル）＋フットレスト＋シートレール取付用プレート ※シートレール・サイドステー・シートは付属しませんオプション（順次対応予定）： 推奨シート（シートレール付）セット／ドライビングシミュレータ用拡張フレームセット／フライトシミュレータ用拡張フレームセット／シートベルトセット販売価格（税・送料込）&plusmn;13&deg;：390,000円，&plusmn;18&deg;：540,000円，&plusmn;22&deg;：660,000円，&plusmn;26&deg;：780,000円弊社ECサイト（https://movere.co.jp/ec/）よりご注文を受付いたします。株式会社Movereについて株式会社Movere（モヴェーレ）は，広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻知的制御システム研究室VRグループによって研究開発されたVR空間内を低コストかつ高臨場に移動するためのVR用歩行装置CrusおよびVR用揺動装置Lumbus等の各種VR機器を製造販売する広島市立大学発第1号ベンチャー企業です。https://movere.co.jp/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ

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