世田谷区と共同運営する官民連携のリユース拠点「世田谷区不要品持ち込みスポット」の実証実験期間を延長

開始から3か月で約6000品、33.9トンのリユースに成功地域の情報サイト「ジモティー」（以下、ジモティー）を運営する株式会社ジモティー（本社所在地：東京都品川区 代表取締役社長：加藤貴博 以下、当社）は、東京都世田谷区（区長：保坂 展人 以下、世田谷区）と2021年10月1日から実証実験として開始している「世田谷区不要品持ち込みスポット」の実証実験期間を延長します。実証実験では、開始から3か月で、約6500品の不要品を持ち込まれ、持ち込まれた不要品のうち90％以上にあたる約6000品のリユースに成功しており、地域内の資源循環を加速させる活動となっております。■期間延長について（１）実証実験の期間[画像1: https://prtimes.jp/i/6029/80/resize/d6029-80-af1a00b8397983824bec-0.png ]（２）延長理由実証実験の開始以降、「世田谷区不要品持ち込みスポット」は持ち込み数、リユース数ともに当初の想定を大きく上回る実績となっており、想定される粗大ごみの削減効果としても33.9tとごみの減量にも寄与しております。また、直接的な粗大ごみの減量効果だけでなく、リユース品を直接持ち込み、引き取りができる形式となっていることから、区民の皆様にとっても「廃棄以外の選択肢」が増えることで、リユース意識の啓発やリユース行動の促進につながり将来的な粗大ごみ減量が期待できるものと想定しております。一方で、短期間の検証では確認できない実績や課題などもあることから、より実効性を高めるためのリユース手法の試行等を実施し、さらなるごみ減量の仕組みとするべく、実証実験期間を延長することといたしました。■世田谷区不要品持ち込みスポットについて世田谷区不要品持ち込みスポットは、世田谷区と共同運営する官民連携のリユース拠点です。本来であれば粗大ごみとして廃棄されるものを、他の方が気持ちよく使えるものであれば、何点でも無料で持ち込むことができ、区民の方が気軽にリユース活動に参加できる場所となっております。また、世田谷区で収集した粗大ごみの中で状態の良い品物をピックアップ回収し、世田谷区不要品持ち込みスポットでリユース品に転換しています。持ち込まれた不要品は、ジモティーに出品し、必要な方へ販売またはお譲りしています。[画像2: https://prtimes.jp/i/6029/80/resize/d6029-80-6e705cfd3a1eb3e15514-1.png ]■これまでの取り組みについて2021年10月1日～12月31日の3か月間の実証実験で、6498品の不要品が持ち込まれ、そのうちの約93％となる6052品を譲渡・販売しました。粗大ごみの削減量は、33.9トンと試算（注1）しております。実証実験を通して、粗大ごみとしてこれまでは廃棄されていたものでも、ジモティーのメディアとしての集客力を活かし、回収後すぐにサイト上で多くのジモティーの利用者に周知することで、高いリユース率を実現することに成功しました。また、不要品を持ち込まれた方からは「捨てるのではなく誰かに使ってもらえるので嬉しい」「すぐに処分でき、引き取りまでが簡単でびっくりした」という声を、引き取りに来られた方からは「いいモノが安く手に入るのでまた来たい」という声を多数いただいており、地域の方からご好評いただいております。[画像3: https://prtimes.jp/i/6029/80/resize/d6029-80-8f5f65fa0677332c75ee-2.png ]当社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力してまいります。地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。※注1：主要な品物を約１か月間計量し、その平均値を基準重量とすることで、粗大ごみ減量効果を算出【世田谷区不要品持ち込みスポットの詳細場所】スポット名「世田谷区不要品持ち込みスポット」・住所：世田谷区喜多見1-4-2・実証実験期間： 2023年3月31日（金）※実証実験の期間は予告なく変更する可能性がございます。■「ジモティー」について「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化した情報サイトです。ジモティーでは「売ります・あげます情報」「不動産情報」「求人情報」等のカテゴリー別に、利用者の目的に応じて分類された情報が掲載され、利用者は無料で情報交換をすることが可能です。日本初の本格的なクラシファイドサイトとして、2011年11月にサイトをオープンしました。利用者同士が手渡しで取引が可能な品物や利用者の地元の情報が多く掲載されていること、利用料が無料であることから、誰でも簡単に利用できるサービスとして、月間で約1,000万人の方々に利用されています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。URL：https://jmty.jp/&lt;本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先&gt;株式会社ジモティー 経営企画室 宮本MAIL：press@jmty.jp企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ