−生物多様性を保全し次世代へとつなぐ、地域貢献や生物多様性保全等の環境への取り組みを評価
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当社は、当社の京都薬用植物園が公益財団法人都市緑化機構による「第10回みどりの社会貢献賞」を受賞したことをお知らせします。
「みどりの社会貢献賞」は、企業により良好に管理され、市民開放等による地域貢献や生物多様性保全等の環境活動で顕著な功績が認められるなど、全国の範となる緑地について表彰するものです。
表彰式は、都市緑化機構が主催する第39回全国都市緑化北海道フェア(愛称:ガーデンフェスタ北海道、2022年6月25日(土)~7月24日(日)の開催)内の全国都市緑化祭にて執り行われる予定です。
京都薬用植物園の園長を務める西尾基之(にしお・もとゆき)は、「タケダは日本で240年続く製薬会社として、常に患者さんを中心に考え、社会に貢献することを目指しています。当園の方針として薬用植物および絶滅危惧種の収集・展示・保全等で技術を培い、継承してきました。この地道かつ持続的な活動を評価いただいたことに感謝すると共に、今後も生物多様性を保全し、次世代へとつなげていくことで地域と社会への貢献に取り組んでまいります」と述べています。
<京都薬用植物園について>
京都市左京区に位置する武田薬品工業京都薬用植物園は、94,000平方メートルの敷地の中に約3,200種の植物を保有しています。このうち約2,000種が薬用植物で、約240種が環境省版レッドリストにランクされている絶滅危惧種です。当園の目的は、1.医療関係者、学生、児童への研修、教育支援活動、2.薬用植物の栽培研究と技術の継承、3.絶滅危惧種など重要な薬用植物の収集・保全の3つとなっており、2000年頃から生物多様性保全に関する取組みを強化しました。日本植物園協会が2006年に開始した植物多様性保全拠点園ネットワーク事業に参画し、「薬用植物の保全拠点園」として、保全、収集・保存、普及・啓発に努めています。また、希少な薬用植物の保護・保全の観点から一般公開はしておらず、見学は完全予約制にて受け入れています。
詳細については、https://www.takeda.co.jp/kyoto/をご覧ください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/90178/11/resize/d90178-11-ee346772927025e203be-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/90178/11/resize/d90178-11-14f3a217dfb4234b8a9a-3.jpg ]
<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
以上
添付資料:武田薬品工業京都薬用植物園の沿革と実績
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武田薬品工業京都薬用植物園の沿革と実績
1933年3月29日『京都武田薬草園』として創設され、薬用植物の基礎研究を開始しました。1945年終戦後すぐに、『京都試験農園』と改名し、天然物由来の新しい医薬品の創出や薬用植物の品種改良の研究をスタート。1994年研究部門の移転に伴い、名称を『京都薬用植物園』とし、薬用植物の収集・保存・栽培を中心に活動する施設となりました。2010年10月事務棟と研修棟を新しく建築し、薬用植物の保全と教育支援ができる施設として、再スタートすることになりました。2021年12月には京都市と「生物多様性保全に関する協定」を締結し、京都市における生物多様性保全の推進に関して相互の連携を強化し、さまざまな取組みを促進することを発表しました。
園内エリア
[表: https://prtimes.jp/data/corp/90178/table/11_1_86c5eec03bb1e65a9a4549111caccc16.jpg ]
生物多様性に関する取組内容
薬用植物および絶滅危惧種の収集・保全、ナショナルコレクション認定品種群を含むツバキのコレクションの保全、京都府下の絶滅危惧植物の展示エリアの設置、左京の自然を愛でるプロジェクト ~チマキザサ再生委員会への協力、あおいプロジェクトへの参画、西山自然保護ネットワークへの参加、雲ケ畑・足谷人と自然の会との連携・協働、五條天神宮 節分祭への神朮(白朮)奉納、絶滅危惧IB類(EN)オガサワラグワの里親計画への参画、小笠原希少野生植物保護増殖事業への参画、絶滅危惧IA類(CR)タカクマムラサキ種子島集団の域外保全事業への参画など。
進行中の取組み事例:
京都府下の絶滅危惧植物の展示エリアの設置
<連携:京都市都市緑化協会・NPO法人国境なき環境協働ネットワーク>
京都市都市緑化協会で保有する貴重な個体の分散保全先、また展示を通した普及啓発活動を行うために、23種の植物の種子および苗を譲り受ける。
左京の自然を愛でるプロジェクト ~チマキザサの再生を左京から
<連携:チマキザサ再生委員会>
チマキザサ再生に向けた苗の増殖、栽培研究、展示や市民向けの見学会や研修会を通した普及啓発活動を担当。2-3年後をめどに自生地への埋め戻しを開始する予定で、将来的には持続可能な自生地復元を目指す。
あおいプロジェクト
<連携:一般財団法人世界文化遺産賀茂別雷神社境内葵の森保全葵プロジェクト>
フタバアオイ苗を譲り受け、フタバアオイ復活に向けた取り組みの開始が決定。当園では上賀茂神社内のフタバアオイ復活に向けた苗の増殖、栽培研究、展示を通した普及啓発活動を担当。1年後をめどに上賀茂神社境内にある葵の森への埋め戻しを開始する予定。将来的には増殖株数を増やし、持続可能な葵の森復元をサポートする。
施設名: 武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園
所在地: 〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町11番地
園内面積:94,000 平方メートル
電話番号075-781-6111
代表者(園長): 西尾基之
https://www.takeda.co.jp/kyoto/
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[画像1: https://prtimes.jp/i/90178/11/resize/d90178-11-2774b75b9336ce1512c0-0.jpg ]
当社は、当社の京都薬用植物園が公益財団法人都市緑化機構による「第10回みどりの社会貢献賞」を受賞したことをお知らせします。
「みどりの社会貢献賞」は、企業により良好に管理され、市民開放等による地域貢献や生物多様性保全等の環境活動で顕著な功績が認められるなど、全国の範となる緑地について表彰するものです。
「地域社会への貢献」、「環境改善への貢献」、「先導性・広域性」の3つの審査基準に基づき評価され、京都薬用植物園が生物多様性保全に取組み、自然共生社会の実現に寄与していることや、薬用植物および絶滅危惧種の保全等を通して地域社会に貢献していることが評価され、受賞に至りました。
表彰式は、都市緑化機構が主催する第39回全国都市緑化北海道フェア(愛称:ガーデンフェスタ北海道、2022年6月25日(土)~7月24日(日)の開催)内の全国都市緑化祭にて執り行われる予定です。
京都薬用植物園の園長を務める西尾基之(にしお・もとゆき)は、「タケダは日本で240年続く製薬会社として、常に患者さんを中心に考え、社会に貢献することを目指しています。当園の方針として薬用植物および絶滅危惧種の収集・展示・保全等で技術を培い、継承してきました。この地道かつ持続的な活動を評価いただいたことに感謝すると共に、今後も生物多様性を保全し、次世代へとつなげていくことで地域と社会への貢献に取り組んでまいります」と述べています。
<京都薬用植物園について>
京都市左京区に位置する武田薬品工業京都薬用植物園は、94,000平方メートルの敷地の中に約3,200種の植物を保有しています。このうち約2,000種が薬用植物で、約240種が環境省版レッドリストにランクされている絶滅危惧種です。当園の目的は、1.医療関係者、学生、児童への研修、教育支援活動、2.薬用植物の栽培研究と技術の継承、3.絶滅危惧種など重要な薬用植物の収集・保全の3つとなっており、2000年頃から生物多様性保全に関する取組みを強化しました。日本植物園協会が2006年に開始した植物多様性保全拠点園ネットワーク事業に参画し、「薬用植物の保全拠点園」として、保全、収集・保存、普及・啓発に努めています。また、希少な薬用植物の保護・保全の観点から一般公開はしておらず、見学は完全予約制にて受け入れています。
詳細については、https://www.takeda.co.jp/kyoto/をご覧ください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/90178/11/resize/d90178-11-ee346772927025e203be-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/90178/11/resize/d90178-11-14f3a217dfb4234b8a9a-3.jpg ]
<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。
武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
以上
添付資料:武田薬品工業京都薬用植物園の沿革と実績
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武田薬品工業京都薬用植物園の沿革と実績
1933年3月29日『京都武田薬草園』として創設され、薬用植物の基礎研究を開始しました。1945年終戦後すぐに、『京都試験農園』と改名し、天然物由来の新しい医薬品の創出や薬用植物の品種改良の研究をスタート。1994年研究部門の移転に伴い、名称を『京都薬用植物園』とし、薬用植物の収集・保存・栽培を中心に活動する施設となりました。2010年10月事務棟と研修棟を新しく建築し、薬用植物の保全と教育支援ができる施設として、再スタートすることになりました。2021年12月には京都市と「生物多様性保全に関する協定」を締結し、京都市における生物多様性保全の推進に関して相互の連携を強化し、さまざまな取組みを促進することを発表しました。
園内エリア
[表: https://prtimes.jp/data/corp/90178/table/11_1_86c5eec03bb1e65a9a4549111caccc16.jpg ]
生物多様性に関する取組内容
薬用植物および絶滅危惧種の収集・保全、ナショナルコレクション認定品種群を含むツバキのコレクションの保全、京都府下の絶滅危惧植物の展示エリアの設置、左京の自然を愛でるプロジェクト ~チマキザサ再生委員会への協力、あおいプロジェクトへの参画、西山自然保護ネットワークへの参加、雲ケ畑・足谷人と自然の会との連携・協働、五條天神宮 節分祭への神朮(白朮)奉納、絶滅危惧IB類(EN)オガサワラグワの里親計画への参画、小笠原希少野生植物保護増殖事業への参画、絶滅危惧IA類(CR)タカクマムラサキ種子島集団の域外保全事業への参画など。
進行中の取組み事例:
京都府下の絶滅危惧植物の展示エリアの設置
<連携:京都市都市緑化協会・NPO法人国境なき環境協働ネットワーク>
京都市都市緑化協会で保有する貴重な個体の分散保全先、また展示を通した普及啓発活動を行うために、23種の植物の種子および苗を譲り受ける。
一部、展示を開始。
左京の自然を愛でるプロジェクト ~チマキザサの再生を左京から
<連携:チマキザサ再生委員会>
チマキザサ再生に向けた苗の増殖、栽培研究、展示や市民向けの見学会や研修会を通した普及啓発活動を担当。2-3年後をめどに自生地への埋め戻しを開始する予定で、将来的には持続可能な自生地復元を目指す。
あおいプロジェクト
<連携:一般財団法人世界文化遺産賀茂別雷神社境内葵の森保全葵プロジェクト>
フタバアオイ苗を譲り受け、フタバアオイ復活に向けた取り組みの開始が決定。当園では上賀茂神社内のフタバアオイ復活に向けた苗の増殖、栽培研究、展示を通した普及啓発活動を担当。1年後をめどに上賀茂神社境内にある葵の森への埋め戻しを開始する予定。将来的には増殖株数を増やし、持続可能な葵の森復元をサポートする。
施設名: 武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園
所在地: 〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町11番地
園内面積:94,000 平方メートル
電話番号075-781-6111
代表者(園長): 西尾基之
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