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唯一無二の影絵作家・藤城清治氏。藤城氏の作品はすべて手作業によるもので、色とりどりのカラーフィルムを両刃のカミソリでカットし、背面からライトを当て、光と影のバランスを調整しながら創り上げていく独特の手法により生み出されます。
藤城氏は学生時代に人形劇と影絵の劇場を結成し、1948年には『暮しの手帖』の創刊者・花森安治氏との出会いにより、本格的に影絵作家として活動を始めます。その70年以上の活動で、数多くの影絵作品を発表し、国内外で展覧会を催すだけでなく、昨年5月にはアーティストのMISIAさんが行った「MISIA 星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」のロゴを手掛けて話題になるなど、98歳の今も、日々最前線で作品づくりに精力を注いでいます。
1982年に刊行した『銀河鉄道の夜』は、藤城氏が1950年代から影絵劇として上映してきた舞台を絵本の形にしたもの。その出版から77刷を重ねるロングセラーとなり、多くの読者に愛されてきた一冊が、今年、刊行40年を記念して、新装版となりました。40年前のフィルム画像をデジタル技術で美しくし、一点一点の影絵をゆったりと堪能できるようにページを増量。また、横長の判型に変更されたことで、より物語世界が伝わりやすくなりました。新装版で新たに添えられた巻末のあとがきには、著者のこの作品への深い思いが綴られています。
●ストーリー
少年ジョバンニは、親友カンパネルラに誘われて《銀河のお祭り》へ。偶然、銀河鉄道に乗ることになった少年たちの行方は、運命は?
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「宮沢賢治の世界とぼくの影絵の世界をより楽しんでもらえるようになったと思う。」____藤城清治
【藤城清治プロフィール】
1924年東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。
【お知らせ】
藤城清治 版画展~生きるよろこび~開催中
2022年9月7日(水)まで
10:00~19:00《会期中無休》
会場 教文館4階 エインカレム
会場では、「生きる楽しさ、生きるよろこび」をテーマに60点の版画作品とオリジナルグッズ、カード、書籍を展示販売致します。
※絵は展示いたしません。また、事情により、開催期間、時間などが変更となる場合がございます。あらかじめHP等でご確認ください。
https://www.kyobunkwan.co.jp/blog/archives/12998
■書誌情報
『新装版 銀河鉄道の夜』
原作:宮沢 賢治 文・絵:藤城 清治
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000367295
定価:2,530円(税込)
サイズ:A4横
発売日:8/18(木) ※店舗によって発売日が異なる場合がございます。
講談社刊
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