花王のブラジル子会社に三井物産が出資 (2023年2月28日)

ブラジルにおけるスキンケア事業で戦略提携花王株式会社（社長・長谷部佳宏、以下「花王」）は、三井物産株式会社（社長・堀健一、以下「三井物産」）と、ブラジルにおける事業規模拡大をめざし、花王の在ブラジル100%子会社であるTBP Importação e Comercio de Cosmeticos LTDA.の第三者割当増資を三井物産が引き受けることで合意し、持分割当契約書を締結しました。CADE（ブラジルの競争当局）の承認後、2023年4月より新たな体制で事業運営を開始する予定です。なお、出資比率は花王が70%、三井物産が30%となります。[画像: https://prtimes.jp/i/70897/255/resize/d70897-255-fe9f3c2f7ad33cc23a93-0.jpg ]ブラジルは、世界第4位のビューティ・パーソナルケア市場（約3兆円）を有する美容大国で、中間所得者層の増加、Z世代を中心とした新たな消費行動の浸透もあり、今後も年間市場成長率7.7%が見込まれています*1。花王と三井物産は、2017年から、花王のスキンケアブランド「Bior&eacute;（ビオレ）」の販売・マーケティングに関する業務提携を行ない、市場調査を兼ねたトライアル販売を実施してきました。今般、ブラジルの生活者によるBior&eacute;製品の高い受入性を確認できたため、両社の共同事業として本格販売に移行いたします。今後、ブラジル国内での製造も視野に入れ、更なる事業拡大をめざします。 *1 出典：ユーロモニターインターナショナル今後、花王と三井物産は、新興国を中心に、ビューティ・パーソナルケア領域のみならず、両社注力領域での更なる協業についても検討していく予定です。花王は、グローバルにおける成長ドライバーのひとつとして、オンリーワンの価値を提供できるスキンケア事業に一層注力していきます。今後も、消費者や社会へのよりよい製品・サービスの提供をめざし、外部企業との提携にも積極的に取り組み、事業の拡大を加速していきます。花王株式会社 概要代表者： 代表取締役 社長執行役員 長谷部佳宏所在地： 東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号設立： 1940年5月21日（創業：1887年6月19日）従業員数(連結)： 35,411名（2022年12月31日現在）事業内容 ： 「ハイジーン&リビングケア」「ヘルス＆ビューティケア」「ライフケア」「化粧品」のコンシューマープロダクツ事業、及び、産業界のニーズに対応した「ケミカル」事業三井物産株式会社 概要代表者： 代表取締役社長 堀健一所在地： 東京都千代田区大手町一丁目2番1号設立： 1947年7月25日従業員数： 5,494名（連結従業員数44,336名）（2022年9月30日現在）事業内容 ： 金属資源、エネルギー、プロジェクト、モビリティ、化学品、鉄鋼製品、食料、流通事 業、ウェルネス事業、ICT事業、コーポレートディベロップメントの各分野において、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力などを活かし、多種多様な商品販売とそれを支えるロジスティクス、ファイナンス、さらには国際的なプロジェクト案件の構築など、各種事業を多角的に展開■PDFhttps://prtimes.jp/a/?f=d70897-20230227-eecf05a2f2b4e754e1ed5d2a6be8bb7d.pdf■ニュースリリースURL（日本語）https://www.kao.com/jp/corporate/news/business-finance/2023/20230228-001/（英語）https://www.kao.com/global/en/news/business-finance/2023/20230228-001/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ

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