AutoStoreの新型大規模オペレーション用ロボットR5 Proが、倉庫内スペースの有効利用、トータルコストを削減しながらオペレーションの効率化を実現

 ノルウェーのロボティクステクノロジー企業であるAutoStore (TM)(日本法人:AutoStore System株式会社 マネージングディレクター:安高真之 以下、「AutoStore」)は、本日、AutoStoreのベストセラーであるR5ロボットの最新バージョン、「R5 Pro」を発表しました。この新しいロボットは、大規模なeコマース(EC)オペレーション特有のニーズに対応できるよう最適化設計がされており、従来より優れたスペース活用や、より高いパフォーマンス、大規模な昼夜マルチシフトオペレーションを行う企業のトータルコストの削減に貢献します。


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AutoStoreの最高製品責任者であるCarlos Fernandezは、昨今のEC分野における大規模な高スループットシステムへの需要が急増していることを指摘しています。
「R5 Proは、長時間オペレーションにおけるロボット1台あたりの生産性を向上させ、倉庫スペースの有効活用を最適化し、トータルコストを削減することで、その優位性を発揮します。」


R5 Proは、大規模な昼夜マルチシフトオペレーションを行うEC企業の急速に広がる需要に対応すべく、最適化がされています。


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・ 生産性の向上:大規模な現場において、AutoStoreの最新機種R5 Proと従来のR5ロボットとを同一仕事量で比較した場合、同じグリッド上におけるロボット数を最大15%削減することが可能になり、ロボットのルーティングとシステムの効率を向上。


・ 継続的なオペレーション:R5 ProにLTO(リチウムチタン酸化物)バッテリーを使用することで、急速充電が可能となり、昼夜マルチシフトオペレーション時に個々のロボット稼働率が向上。


・ スペースとコストの最適化:LTOバッテリーを使用することで、必要な充電器の数が最大で86%減少し、さらには、倉庫スペースの効率的な有効活用が可能となり、収納可能なSKU(商品個別コード)数の増加や必要な床面積の削減を実現。

AutoStoreの最高製品責任者であるCarlos Fernandezは、次のように述べています。
「R5 Proの市場投入により、長時間のオペレーションおよび大量のロボットが必要とされていた、大規模なシステムと高スループットオペレーションを必要とするお客様に向け、長時間のオペレーションには大量のロボットが必要であるというイメージを覆すことで、当社の市場における優位性に基づく価値ある提案が可能となります」


AutoStoreの大規模導入顧客の1つであるBoozt社のフルフィルメントおよびロジスティクス担当CTOのTobias Sjolin氏は、顧客の視点から次のように述べています。
「EC企業として、私たちは常に倉庫業務を最適化にするため、より良い新しい方法を模索しています。AutoStore R5シリーズの最新製品であるR5 Proは、スピードを重視する大規模なAutoStoreシステムを持つ顧客にメリットをもたらすことでしょう」

「昼夜マルチシフトオペレーション中に充電時間を短縮できることは、生産性の向上に大きな影響をもたらします。ロボット1台あたりの生産性の向上により、処理能力の高めるためのロボット数と充電器の数が大幅に削減することができたり、既存のグリッドに従来より多くのSKUを収めることができるなどを意味します。しかし、最終的にはトータルコストが重要で、一見小さく見える改良・節約も、時間とともに積み重なり、競争力の源泉となります。」

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