~自社の剥離紙を100%使用した再生紙~

OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、剥離紙を再生した「剥離紙リサイクルラベル」の開発に成功したことをお知らせします。
本品は、シール・ラベルの剥離紙を100%リサイクルした再生紙を表面基材に使用したラベルで、環境配慮型製品です。
シリコーンを使用している剥離紙は、リサイクルするには難しいという課題がありました。廃棄している自社の剥離紙を資源として有効活用すべく、リサイクル技術の研究開発を続けおり、この度成功したことで、ラベル化への活用に至った次第です。今後もより高度な技術を目指し、環境負荷軽減に貢献できるよう取り組んでまいります。

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■開発背景
 環境負荷を低減した製品開発を進めるなかで、シール・ラベルの剥離紙を資源として有効活用することは、長年の課題でありました。シール・ラベル事業を展開する企業として、社会的責任を果たすべく開発に着手しました。また、OSPグループは、さまざまな社会環境の変化に対応しながら、課題解決と事業活動の両立を図ることで持続可能な社会の実現を目指す、「サステナブル経営」を行っています。
事業活動を通じて経済と社会と環境の調和を目指し、サステナビリティに関する方針を掲げてSDGsに取り組んでいます。その一環として、SDGsの17の目標の一つ「12.つくる責任 つかう責任」を遂げることも目指しています。

■社外における、剥離紙活用の取り組み
本件とは別の取り組みとして、大阪シーリング印刷はシール・ラベルの使用済み剥離紙の資源循環を普及促進する一般社団法人ラベル循環協会「J-ECOL(Japan Earth Conscious Labeling Association)」に加盟しています。資源循環が求められているなか、ラベル業界とラベル利用者業界として社会的使命を果たすために、資源の有効活用、環境負荷低減の取り組みを推進することを目的に設立された組織です。

【大阪シーリング印刷 会社概要】
社名  :大阪シーリング印刷株式会社
所在地 :大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
代表者 :松口 正
創業  :1927年
事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
URL  :https://www.osp.co.jp/index.html

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【OSPホールディングス 会社概要】
社名  :株式会社OSPホールディングス
所在地 :大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
代表者 :松口 正
設立  :1969年
事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
URL  : https://www.osp-holdings.co.jp/
OSPグループは、1927年に創業した計15社(国内9社・海外6社)を展開する総合パッケージ企業で、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。創業以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。
現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。

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