株式会社帝国データバンクは、2023年に発生した上場企業の倒産について調査・分析を行った。
<調査結果(要旨)>
2023年の上場企業倒産は1件 コロナ禍以降4件目、「不祥事後の倒産」が続く
「プロルート丸光」が会社更生法
[画像: https://prtimes.jp/i/43465/796/resize/d43465-796-eb54ab1b01480e399cdf-0.png ]
2023年の上場企業倒産(12月29日16時30分現在)は、(株)プロルート丸光(東証スタンダード、総合衣料卸売など)の1件。
上場企業倒産は、リーマン・ショックが起きた2008年(33件)をピークに、その後はアベノミクス効果や事業再生ADRなど私的整理の拡充を背景に減少傾向が続いている。
そうしたなかで近年発生している上場企業倒産は、2020年に金融商品取引法違反の嫌疑で証券取引等監視委員会による強制調査が入った(株)Nuts(ジャスダック、2020年9月破産)、2022年にインサイダー取引や金融商品取引法違反で関係者が逮捕されたテラ(株)(東証スタンダード、2022年8月破産)、そして今年の(株)プロルート丸光と、不祥事が引き金になっている。
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