モルフォAIソリューションズの「FROG AI-OCR」が、ユニバーサル・ビジネス・テクノロジーのブックスキャナーのオプションに採用

スキャンからテキストデータ化までをワンストップで提供モルフォグループにおいてAIの事業化を担う、株式会社モルフォAIソリューションズ（所在地：東京都千代田区、代表取締役：神田武、以下 モルフォAIS）は、ユニバーサル・ビジネス・テクノロジー株式会社（所在地：東京都千代田区、代表取締役：加藤一男、以下 UBTC）が提供するブックスキャナーの利用者向けオプションサービスに、近代書籍対応のAI-OCRソフトウェア「FROG AI-OCR」が採用されたことをお知らせします。[画像1: https://prtimes.jp/i/64140/101/resize/d64140-101-cbf97d57efecc4266516-0.png ]モルフォAISは、2022年7月1日より大学図書館・地方図書館・自治体様からのデジタル田園都市構想を背景としたデジタルアーカイブ事業や読書バリアフリー法対応のニーズを受け、市販ソフトとして「FROG AI-OCR」を提供してきました。UBTCは、大学、図書館、官公庁に向けた非破壊対応ブックスキャナーなどの提供に強みを持っており、書籍の電子化やマイクロフィルムでのアーカイビングを初めとする、海外のユニークなIT機器を国内に提供するとともに、幅広い分野におけるサービスを展開しています。今回は両社の強みを生かし、ブックスキャナー利用者に対して、スキャン後に「FROG AI-OCR」を利用できるオプションサービスを開始しました。これにより、書籍などをスキャンして電子画像化するだけではなく、AI-OCR機能ですべての文書をテキストデータ化、透明テキスト付PDF化、旧字旧仮名文字の変換、検索性の向上などが実現しました。 スキャンからテキストデータ化までをワンストップで対応可能となるため、利用者の業務効率化に貢献します。[画像2: https://prtimes.jp/i/64140/101/resize/d64140-101-7e9ddbd4908365f4e77b-0.png ]OCR処理サンプル近代文学に多い旧字旧仮名文字の読み取りは、従来のOCRでは対応が難しく、テキストデータ化することが困難でした。大学図書館や地方図書館では、そのような古い書籍の読み取りも数多く対応する必要があり、「FROG AI-OCR」では読み違いを起こさずに処理することが可能です。[画像3: https://prtimes.jp/i/64140/101/resize/d64140-101-7329f28a50ac12c3104e-0.png ]UBTC代表取締役 加藤 一男 様 コメントUBTCは、古書や貴重書のスキャンに適した非破壊型のブックスキャナーBookeyeを大学、図書館、官公庁などの調査研究機関へ販売しております。Bookeyeは書籍に優しいスキャンが可能です。一方、「FROG AI-OCR」は古書、貴重書に多く使われている、旧字旧仮名文字の読み取りが可能なAI-OCRソリューションで、両製品（ハードウエアとソフトウエア）の組合せにより、ユーザーにとって従来よりも質の良いサービスの提供ができるものと期待しております。モルフォAIS代表取締役 神田 武 コメントUBTCのブックスキャナーBookeyeは、貴重な資料を慎重に保護しながらデジタル化することを可能にし、モルフォAISの「FROG AI-OCR」は、そのデジタルデータを高度に活用可能な形式に変換します。この絶妙な技術の融合により、アーカイブの質とアクセシビリティが飛躍的に向上します。この協業を通じて、デジタルアーカイブの未来を共に築いていくことを、深く光栄に思います。UBTCのブックスキャナーについてブックスキャナー「Bookeye 5 V2 Archive」 は120°/180°のブッククレイドルと標準装備のVガラスにより原稿の平面性を高めるとともに、紙質の劣化した古書や戦前の貴重書等の本の開閉に負担の少ないスキャンを実現しています。 また、オプションでフラットガラスも用意されていますので、様々な種類の原稿にも対応可能でユニバーサルスキャン環境を提供します。[画像4: https://prtimes.jp/i/64140/101/resize/d64140-101-898d2093731187001385-0.png ]【Bookeye 5 V2Archiveのポイント】● 高解像度 CCDイメージセンサーを搭載● 最高 600dpi のスキャン解像度● スキャン領域 460 x 620mm（A2＋14%）● 120°/180°段差解消ブッククレイドル、Vガラスを装備● 21 インチのタッチ式プレビューモニター● 高速スキャン A2 + サイズで最速約 0.9 秒● LEDランプによりグレア、紫外線/赤外線を除去● Batch Scan Wizard 付属FROG AI-OCR製品ページhttps://frog-ai-ocr.morphoai.com/FROG AI-OCR紹介ムービー[動画: https://www.youtube.com/watch?v=MxAAHdQka4I ]お申込み・問い合わせ窓口https://www.morphoai.com/ai-ocrこちらより無償トライアル頂く事が可能です。関連プレスリリース2022年4月28日モルフォAIソリューションズが、国立国会図書館の最新AI技術を活用したOCR処理プログラムの開発を完了https://www.morphoinc.com/news/20220428-jpr-mais_ndl2022年5月9日モルフォAIソリューションズが、国立国会図書館から視覚障害者等用のOCR開発を受託https://www.morphoinc.com/news/20220509-jpr-mais_ndl2022年6月14日世界初、近代書籍対応の市販AI-OCRソフト「FROG AI-OCR」新発売https://www.morphoinc.com/news/20220614-jpr-mais_frog_aiocr2023年12月05日近代書籍対応AI-OCRソフト「FROG AI-OCR」の研究者向けパッケージプランを発表https://www.morphoinc.com/news/20231205-jpr-mais_frog_aiocr関連情報2022年8月18日 UBTC発表 進化した最新モデル、Bookeye5 V2 Archive &quot;ユニバーサルブックスキャナー&quot; の販売を開始! 古典、貴重書、近代書籍、雑誌など、中小～大規模の電子化プロジェクトまで汎用的に対応!! https://www.dreamnews.jp/press/0000263004/注釈「FROG AI-OCR」は、国立国会図書館のNDLOCR（https://github.com/ndl-lab/ndlocr_cli）をコアエンジンとして利用しています。株式会社モルフォAIソリューションズについてモルフォAIソリューションズは、AI（人工知能）の事業化に取り組む企業です。行政、電力、交通、製造といった社会インフラの領域で、AI-OCRをはじめとする最先端のAI技術の導入と実運用を推進しております。所在地：東京都千代田区神田錦町2−２−１KANDA SQUARE 11階 WeWork内代表者：代表取締役 神田 武設立：2019年12月事業内容：AIコンサルティング、システムインテグレーション、SW・HW販売などホームページ：https://www.morphoai.com株式会社モルフォについてモルフォは「画像処理／AI（人工知能）」の研究開発型企業です。高度な画像処理技術を組み込みソフトウェアとして、国内外のスマートフォン、半導体メーカーを中心にグローバルに展開しています。また、カメラで捉えた画像情報をエッジデバイスやクラウドで解析する、AIを駆使した画像認識技術を車載や産業IoT分野へ提供し、様々なイノベーションを先進のイメージング・テクノロジーで実現しています。所在地：東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 11階WeWork内代表者：代表取締役社長 平賀 督基（まさき）、【博士（理学）】設立：2004年5月26日資本金：1,783,958千円（2023年10月31日現在）事業内容：画像処理およびAI（人工知能）技術の研究・製品開発。スマートフォン・半導体・車載・産業IoT向けソフトウェア事業をグローバルに展開。ホームページ：https://www.morphoinc.com/Facebook：https://www.facebook.com/morphoincX：https://twitter.com/morpho_inc お問い合わせ先モルフォAIソリューションズ 石崎メール：contact@morphoai.com企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ