インサイトテクノロジー、高性能データマスキング製品Insight Data Maskingがver.3.7をリリース、Web APIの機能強化で企業における生成AI活用を促進

顧客からの問い合わせ内容に含まれる個人情報を確実に匿名化してリアルタイムに生成AIに連携、顧客サポートの質や効率の向上などを支援株式会社インサイトテクノロジー（本社所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO：森田 俊哉、以下：インサイトテクノロジー）は、高性能データマスキング製品Insight Data MaskingがWeb API機能を強化したver.3.7をリリースしたことを発表します。背景近年、AI技術の進化により、様々な産業での活用が拡大しています。中でも生成AIは絵や動画といった多様なコンテンツを自動生成するだけではなく、企業のナレッジをもとに新たな価値を生み出すことができる革新的な技術であるとして注目を集めています。しかし、企業が自社に蓄積されたデータを生成AIに連携し活用するにあたっては、個人情報や機密情報の保護が課題となってきました。情報漏洩に対する懸念から、生成AIの利用を制限している企業も少なくありません。そこで、インサイトテクノロジーは高性能データマスキング製品Insight Data MaskingのWeb API機能を強化し、生成AIとの連携をよりシームレスに行うことを可能としました。この強化された機能により迅速かつ効率的に生成AIを活用し、企業におけるデータの価値を最大化させ、創造性豊かなサービスやコンテンツの開発に取り組むことができるようになります。Web API機能を強化したver.3.7の概要高性能データマスキング製品Insight Data MaskingにおけるWeb APIの機能を強化し、より多くの方が簡単に使えるようGUIベースの設計としました。これにより、専門的な知識やスキルを持たないユーザーでも簡単にAPIを操作し、ChatGPTをはじめとする生成AIなどさまざまな外部サービスと、個人情報流出のリスクを低減した状態で連携を行うことが可能となりました。高性能データマスキング製品Insight Data Maskingと連携した生成AI活用事例Insight Data Maskingと生成AIを連携することでデータ利活用を促進した事例をもとに、ユースケースをご紹介します。お客様サポートの部署をもつ企業において、以前よりお問い合わせ内容をデータとして活用することは課題となっていました。しかし、こうしたお問い合わせ内容には個人情報が多く含まれるため、そのままでは外部の委託業者や外部サービスを利用してデータ分析をすることは難しいとされてきました。しかし、弊社製品Insight Data Maskingをはじめとするデータマスキング製品を利用することで、データに含まれる個人情報・機密情報を匿名化したうえで生成AIをはじめとする外部サービスにデータ連携をすることができるようになります。活用例お客様サポート部門に蓄積された問い合わせ内容とそれに対する回答内容に含まれる個人情報を匿名化したのち生成AIに連携して学習させ、ナレッジベースとして活用することで問い合わせ対応業務を効率化顧客情報が混入することがないように個人情報をマスキングしたのち、過去のお問い合わせ履歴を分析対象データとしてマーケティングやサービス開発等に利用[画像: https://prtimes.jp/i/87136/53/resize/d87136-53-5beaa0bc275bfbb2ad1d-1.png ]Insight Data MaskingについてInsight Data Masking はデータの保護と利活用を目的としたマスキングツールです。データに含まれる個人情報等の機密情報を自動抽出し、豊富なマスキングアルゴリズムで高速に個人情報の匿名化や、機密情報の秘匿化を行います。また、大規模言語モデルの進化によって生まれた高度なフリーテキストマスキング技術を搭載しており、メール本文、チャットのテキスト、CRM などの対応履歴・メモ欄といったテキストデータ内の個人情報（氏名や住所、電話番号、会社名 etc.）や機微情報を、リアルタイムかつ高速に匿名化・秘匿化し、保護することが可能です。個人情報・機微情報の検出は高性能AIが自動で行うため、データ漏洩の防止、開発・分析作業の効率化を実現できます。詳細URL： https://www.insight-tec.com/products/idm/Insight Data MaskingはAWS Marketplaceからも簡単に導入できます。AWS Marketplace上の製品ページは下記リンクよりご確認ください。Insight Data Masking (BYOL) - AWS Marketplacehttps://aws.amazon.com/marketplace/pp/prodview-6apf37y3z7jdaインサイトテクノロジーについてインサイトテクノロジーは、1995年の創業時から一貫してデータベース技術を追究し、企業自らが良質なインサイトを得るためのデータ活用基盤「インサイト・インフラ」関連の製品をプロフェッショナルサービスとともに提供しています。現在では、企業におけるデータの価値を最大化できるよう、データ利活用の統制を図り、データ活用推進を支える攻めと守りの両面のメリットをもたらすデータガバナンスソリューションを提供しています。また、インサイトテクノロジーが主催するデータ技術者向けカンファレンス「db tech showcase」には、世界中からデータ技術のエキスパートが講師として登壇し、毎年1,000名規模のエンジニアが参加しています。・株式会社インサイトテクノロジー URL：https://www.insight-tec.com/・db tech showcase URL：https://www.db-tech-showcase.com/※記載されている企業名、商品名、サービス名は、株式会社インサイトテクノロジーならびに各社の商標または登録商標です。【本件に関するお問い合わせ先】株式会社インサイトテクノロジーマーケティング本部担当： 双木、堀口TEL： 03-5475-1450E-mail：insight-mktg@insight-tec.co.jp企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ