『水中の哲学者たち』は、著者のデビュー作にして現在までのところ唯一の単著。
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■授賞理由■
永井氏は、仲間を集めてアゴラを作りたいのではないか?
それは、無知の知をわかった上で、問いたい、知りたいことが、いつもあふれているからなのだろうが、更に、人の問いも知りたいのであろう。結果として、その多くの問いに明確な答えは出ず、問いは問いを呼び、更なる深み(水中)にはまるばかりなのだが、それをヨシとする姿勢は凜々しい。出ない答えを求めてもがくその姿を、あえて人々(読者、子ども)に見せる人だからこその信頼感もある。哲学者の役目は、自分で考えるだけでなく、人に考えさせることでもあったのだから、その実践は、正しい。
これからも、どんどんいろんなことにぶつかって欲しいとの期待を込めて当賞を贈ります。
■「わたくし、つまりNobody賞」とは■
ジャンルやキャリアを問わず、ひたすら考え続けること、それを言葉で表わし、新たな表現形式を獲得しようとする人間の営みを顕彰するために創設された賞。特定の作品ではなく、表現者としての人物を顕彰するものです。日本語による哲学エッセイを確立した文筆家・池田晶子氏の意思と業績を記念して創設されました。
■書籍情報■
書名 『水中の哲学者たち』
定価:1,760円(本体1,600円)
著者名 永井玲衣
発売日 2021年9月
定価 本体1,600円+税
発行 株式会社晶文社
体裁 四六判並製
頁数 268頁
書籍サイト https://www.shobunsha.co.jp/?p=6703
■内容■
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。
■まえがきより■
人々と問いに取り組み、考える。哲学はこうやって、わたしたちの生と共にありつづけてきた。借り物の問いではない、わたしの問い。そんな問いをもとに、世界に根ざしながら世界を見つめて考えることを、わたしは手のひらサイズの哲学と呼ぶ。なんだかどうもわかりにくく、今にも消えそうな何かであり、あいまいで、とらえどころがなく、過去と現在を行き来し、うねうねとした意識の流れが、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ぼけた頭で世界に戻ってくるときのような、そんな哲学だ。
■目次■
1 水中の哲学者たち
2 手のひらサイズの哲学
3 はい、哲学科研究室です
■著者プロフィール■
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永井玲衣(ながい・れい)
1991年、東京都生まれ。哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの連載なども手がける。独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。詩と植物園と念入りな散歩が好き。
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