LinkedIn、生成AIを使用した新機能“LinkedIn Learning's AI-Powered Coaching”を日本でも導入開始

日本の労働市場におけるスキルギャップ解消に貢献し、企業の競争力を強化ビジネスに特化した世界最大のプロフェッショナルネットワークであるLinkedIn(リンクトイン、日本法人所在地：東京都港区、日本代表：田中 若菜)は、企業やキャリアパーソンのキャリアアップやスキル開発をサポートするために、生成AIを活用した新機能“LinkedIn Learning's AI-powered Coaching（LinkedInラーニング AIコーチング機能）”の導入を日本でも開始します。この機能により、世界200以上の国と地域に11億人以上のメンバーを有するLinkedInの知見を学習させたAIが、ユーザーにリアルタイムで個別化されたアドバイスやラーニングコースなどを提供します。[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/66809/54/66809-54-6ea71492c3ec90f16be44f3ce9e1c8f7-1570x751.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]■日本の労働市場におけるスキルギャップの拡大が深刻な課題にLinkedInの最新調査では、AIの進展により急速な変化が生じている中、変化を受け入れる組織は競争優位性を確立できることを示す一方、日本ではこの変革を最大限に活用するためのスキルが不足している可能性があることが明らかになりました。過去2年間で生成AI（GAI）を導入したグローバル企業の51%が、売上を10%以上増加させたと報告するなど、AIをいち早く活用した企業ではその投資が既に成果を上げています。AIが多くの企業の収益成長を促進しているため、世界では経営者層の88%が2025年に向けてAIの導入を戦略的優先事項として位置づけています。2030年までに同じ職種で必要なスキルの70％が変化すると予測される日本でも、AIによるイノベーションと成長の機会を最大限に活かすためには、スキルアップへの迅速な投資が不可欠となっています。他方で、日本の就業者の58％は現在スキルアップやリスキリングに取り組んでおらず、51％は2025年に競争力を維持するために新たなスキルを学ぶ予定がないと回答しており、スキルギャップの拡大が顕在化しています。この影響は企業の採用活動にも表れており、勤務先の採用及び人材開発及に関して、HRの意見として、下記回答が得られました。・「求職者が有するスキルと、企業が求めるスキルの間にはギャップがある」(60％)・「勤務先の企業は、人材開発に必要なメンター制度やキャリアコーチングを十分に提供していない」（47％）特に採用が困難なスキルとして下記を上位として挙げており、日本の労働市場において企業が競争力を維持し成長を続けるためには、スキルギャップの解消に向けた具体的な施策が求められています。● 採用が困難だと感じるスキルはどのようなスキルですか。・リーダーシップ・マネジメントスキル（49％）・コミュニケーションや問題解決といったソフトスキル（35％）・ソフトウェア開発やエンジニアリングなどのテクニカル/ITスキル（26％）さらに、日本企業が必要なスキルを持つ人材を外部から確保することが難しくなる中、多くの企業が社内の人材育成に注力し、必要なスキルを内部で構築する動きを強めています。実際、日本のHRからは今後の動きとして下記回答が得られています。・「AI、サステナビリティ、ソフトスキルなどの分野における従業員のスキル向上を2025年の優先事項として掲げている」（66％）・「継続的な学習とスキルアップの支援が従業員の定着戦略にとって不可欠であると認識している」（98％）■“LinkedIn Learning's AI-powered Coaching（LinkedInラーニング AIコーチング機能）”が日本でも導入開始以上の課題に対応するため、ユーザーの学びをリアルタイムでサポートする新サービス“LinkedIn Learning's AI-powered Coaching（LinkedInラーニング AIコーチング機能）”を日本でも導入開始します。この機能は、世界200以上の国と地域に11億人以上のメンバーを有するLinkedInの知見を学習させたAIが、日本語版のLinkedInラーニングライブラリを活用し、ユーザーの質問に対してリアルタイムで回答するツールです。例えば、「会議をうまく進めるにはどうしたらいいですか？」 と入力すると、質問者の具体的な状況やキャリア、役職などを見て、どの程度のアドバイスが必要か判断するために、具体的な質問が返ってきます。その後、関連するラーニングコースや追加情報へのリンクが提供され、コミュニケーションを多く取るほど、AIからの回答はより個別化され、質問者に役立つものとなっていきます。また、2人の異なるユーザーが同じ質問をした場合でも、AIが各々のバックグランドや役職などから判断し、即座に異なる質問やアドバイスなどを提供します。本機能により、スキルアップの道筋を明確にし、実践的な学習を促すことで、より包括的なキャリア開発を支援します。また、LinkedInはAIを活用した機能の提供を進めており、本日より英語版の新たなコーチング機能を導入します。この機能は、フィードバックの伝え方や、ワークライフバランスに関するコミュニケーションをより円滑に進める方法、適切に評価を行う方法などのヒューマンスキルを、テキストや音声を使ってユーザーがより能動的に学習できるようになります。ユーザーは、個々の強みや改善点に関して個別化されたフィードバックをAIから受け取ることで、職場でのコミュニケーションに自信を持つことができます。今後1年間で、ラーニングのセッション後にAIがカスタマイズした学習プランを提供する機能も追加される予定です。今後もLinkedInは、AIを活用した学習と人材育成を通じて、日本のビジネスパーソンがキャリア形成を主体的に進め、かつ、企業が未来の人材戦略を強化し、競争力を高めることができるようサポートしていきます。日本の労働市場におけるニーズに応え、職場環境の急速な変化に企業やキャリアパーソンが迅速に対応できるよう貢献していきます。■LinkedIn日本代表 田中若菜コメントAIにより企業が直面するスキルアップの課題が加速している現在、組織の俊敏性を高めるためには、人材育成（L&amp;D）や社内異動への投資が不可欠になります。さらに、テクノロジーが業務の知的・物理的な側面を自動化しているため、共感力、リーダーシップ、協調性といった"人間ならではのスキル"が、今後はイノベーションを生み出す鍵となっていくと考えられます。AIがスキルの価値を高め、すべての仕事に影響を及ぼす中で、ビジネスパーソン自身の継続的な学習がより重要視されています。一方で、日本企業におけるスキルアップの推進や学習文化の醸成において、大きな課題の１つが『個別化された学習機会の不足』です。実際、日本のビジネスパーソンの2人に1人以上が、自身のキャリア目標に合った適切なトレーニングを見つけることが難しいと感じています。そこで、リアルタイムかつ個別化されたガイダンスを提供するLinkedInのAIチャットボットが、学習者自身のニーズに合わせたカスタマイズにより、主体的な学習体験と最大限の効果を実現します。既に、様々なグローバル企業が、“LinkedIn Learning's AI-powered Coaching（LinkedInラーニング AIコーチング機能）”で、個別化された安全な学習環境を提供し、従業員は不安や恥ずかしさを感じることなくスキルを習得しています。LinkedInラーニングは、ビジネスパーソンが学習機会を効果的に活用できるようサポートすることを常に目指してきました。私たちは、日本のスキルギャップ解消と、ビジネスパーソンのキャリア成長を後押しし、急速な変化の時代において企業が持続的に成長できるよう支援していきます。■本調査背景・結果についてLinkedIn C-suite Research：LinkedInが実施したグローバル調査に基づき、9か国（オーストラリア、ブラジル、フランス、ドイツ、インド、シンガポール、アラブ首長国連邦、アメリカ、イギリス）における1,000名以上の従業員を抱える企業のC-suite（最高経営責任者（CEO）、最高人事責任者（CHRO）、最高マーケティング責任者（CMO）、最高収益責任者（CRO）、最高技術責任者（CTO））1,991名を対象に実施されました。フィールドワークは、YouGovによって2024年11月26日から12月13日にかけて行われました。LinkedIn Consumer and Global HR Professionals Research： Censuswideが実施し、2024年11月27日から12月16日にかけて22,010名の消費者を対象に、また2024年11月28日から12月18日にかけて8,035名のグローバルHR専門家を対象に実施されました。対象市場には、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、インド、スペイン、ブラジル、アイルランド、オランダ、シンガポール、日本、スウェーデン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オーストラリア、インドネシア、イタリアが含まれます。Censuswideは、ESOMARの原則に基づいたMarket Research Society（市場調査協会）のメンバーを雇用し、調査の品質を担保しています。また、CensuswideはBritish Polling Council（英国世論調査協会）のメンバーでもあります。※小数点第一位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります。※本調査結果や分析をご掲載の際は『LinkedIn調べ』と明記ください。● LinkedInについてLinkedInは、世界200以上の国と地域に11億人以上のメンバーを有し、毎秒7人が新たに登録する世界最大のプロフェッショナルネットワークです。世界中のプロフェッショナルをつなげることで個人と組織の生産性を高め、さらなる成功に結びつけると同時に、企業における採用、マーケティング、営業などの分野に変革をもたらします。LinkedInは、世界中で働くすべての人々に経済的なチャンスを作り出すことを目指しています。https://www.linkedin.com/● LinkedInラーニングについてLinkedInラーニングは、各分野のエキスパートを講師に迎えたLinkedInオリジナルの学習プログラムを提供する世界最大級のオンライン学習サービスです。13か国語で2万を超えるコースがあり、このうち日本語ライブラリにあるコースは1,300以上に上ります。また、すべての英語コースに機械翻訳による字幕が導入されていることから、１万を超えるコースを日本語で視聴することができます。受講者が身につけたいスキルを登録することでAIが受講者一人ひとりに最適なコンテンツを推奨する機能など、最新のテクノロジーによって受講者一人ひとりの学習をサポートします。https://learning.linkedin.com/ja-jp企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000066809.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp