ゼロボード、Climate Finance Asiaと日本におけるサステナブルファイナンスに関するパートナーシップを締結 (2025年3月6日)

～ グリーンボンドの国際準拠認証サービスなどを提供 ～企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード（東京都港区、代表取締役：渡慶次道隆、以下 当社）は、アジア全域を対象に持続可能な金融に関する調査コンサルティングおよび評価サービスを提供しているClimate Finance Asia（本社：香港、グループCEO：杜國倫、以下 CFA）と日本において持続可能な金融を推進するための戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせします。3月6日（木）、当社オフィスにて、CFAの会長を務めるストームハーバー証券アジア太平洋CEOの張宗永氏と当社代表取締役の渡慶次道隆が提携文書に調印を交わしました。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87068/192/87068-192-e2e8fa0324c18bf055aef708a57bf79c-3900x2925.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]ゼロボードオフィスでの調印式（調印書を持つ当社代表取締役 渡慶次道隆（左）とCFA会長 張宗永氏（右））[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87068/192/87068-192-80e36bea9e9a2ab66ed46bdd84a07339-3900x2925.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]提携の背景と目的日本における環境関連投資による資金調達額は2023年には7兆円を超える規模に達しています（金融庁まとめ）。中でもサステナビリティボンド（SDGs債とも呼ばれる）は、調達資金すべてがグリーンプロジェクトやソーシャルプロジェクトの初期投資またはリファイナンスのみに充当される債券です。日本のグリーンボンド（環境プロジェクトに対する資金調達のために発行される債券）市場は著しい成長を遂げており、公募発行されたグリーンボンドは2023年に約2.3兆円に達します。しかし、世界で発行された1.7兆米ドルを超えるサステナビリティボンドのうち、日本の発行額はまだ約4％を占めるに過ぎません。このパートナーシップは、ボンドおよびローンをはじめとする日本のサステナビリティファイナンス市場をさらに発展させ、高まるクオリティ保証の需要に対応することを目的としています。当社とのパートナーシップを通じ、CFAはグリーン、サステナビリティ・リンク、トランジションボンドおよびローンの外部認証サービスを提供し、日本の金融機関による国際的に通用する高品質の金融商品の開発や、海外からグリーン資金の調達を目指す日本企業や政府・自治体をサポートします。将来的には、CFAと当社の2社による金融機関等からの様々なサステナブルファイナンスに関する調査依頼の請負も視野に入れています。本提携は、サステナビリティ金融商品開発支援を通してポートフォリオ（Scope 3・Category15）のグリーン化をより具体的に後押しすることになるほか、グリーンプロジェクトに対して海外からの資金調達を目指す日本企業や政府・自治体の支援も行うことができると考えています。当社とCFAは、それぞれの専門知識を組み合わせることで、包括的なサステナブルファイナンス・ソリューションを共同で提供してまいります。両社で提供できること- グリーン/サステナビリティボンドおよびローンの外部認証日本の企業が発行するグリーン、サステナビリティ・リンク、トランジションボンドおよびローンの信頼性と透明性を確保するための堅牢な検証サービスを提供し、気候債券イニシアチブ（CBI）、国際資本市場協会（ICMA）原則、ローン市場協会、ベストプラクティスなどの国際基準に準拠していることを保証する第三者認証を提供します。- サステナビリティおよびインパクトファイナンス・アドバイザリー金融機関や投資家がサステナビリティを業務や戦略に統合し、高品質で世界的に受け入れられるESG・インパクト金融商品の開発・投資を支援するために、専門的なコンサルティングサービスを提供します。- 調査支援サステナブルファイナンスのトレンド、市場機会、革新的な金融商品とソリューションに関する詳細な調査を引き受けます。当社代表の渡慶次道隆は、「Climate Finance Asia社と提携して、日本でサステナブルファイナンスを推進できることを嬉しく思います。この提携により、私たちは日本の企業や金融機関、政府・自治体が国際基準を満たす非常に厳格な方法で脱炭素・サステナビリティ目標を達成するのに役立つ包括的なサービスを提供できるようになります」と話しました。CFAのグループCEOである杜國倫氏は、「ゼロボード社との提携は、日本でサステナブルファイナンスを促進するための重要な一歩です。私たちの専門知識を組み合わせることで、持続可能な金融商品の信頼性と透明性を高め、最終的にはより持続可能な未来に貢献する革新的なソリューションを提供できます」と述べました。本提携により、日本の金融機関や企業、政府・自治体が取り組むサステナブルファイナンスの国際基準の認証を通して、脱炭素および持続可能性への取り組みをサポートしてまいります。Climate Finance AsiaについてClimate Finance Asia（CFA）は、持続可能な金融ツールを通じて気候問題に取り組むことに重点を置いたミッション主導のビジネスです。2008年にCarbon Care Asiaとして設立されたCFAは、アジア全域の経験豊富な環境および社会開発の専門家チームであり、この地域の持続可能な金融に関する高品質のアドバイザリーサービスを提供しています。CFAは、Climate Bond Initiativeの承認された検証者です。HP：https://www.climatefinanceasia.com/jp/会社概要社名：株式会社ゼロボード｜Zeroboard Inc.（https://www.zeroboard.jp/）所在地：東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産東京三田サウスタワー10階代表者：代表取締役 渡慶次道隆設立：2021年8月24日事業内容：ESG関連データの収集・管理・開示支援の総合クラウドソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」の開発・提供／サステナビリティ経営に関するコンサルティング／ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営Zeroboard Sustainability Platformの概要ESG関連データの収集・管理・開示支援の総合クラウドソリューションです。豊富なプロダクトラインナップによって、ESG開示をはじめとするサステナビリティ経営に必要なプロセスをシームレスに支援します。- GHG（温室効果ガス）排出量算定と環境項目管理クラウドサービス「Zeroboard」- ESG法定開示クラウドサービス「Zeroboard ESG」- バイヤーからサプライヤーに対するSAQ（Self-Assessment Questionnaire・自己評価アンケート）の収集・管理を効率化するクラウドサービス「Dataseed SAQ」[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87068/192/87068-192-b5d75299fb2713d2af9f7c5f9342f918-3462x2000.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]これらのプロダクトを中心に業界特化型のプロダクト、各種オプション機能、制度対応や複雑な算定のためのコンサルティングを提供し、企業のサステナビリティ経営を支援しています。【企業向けウェビナー開催中】当社では、脱炭素経営のための企業向けウェビナーを毎月開催しています。国内外の脱炭素の最新動向や、「Zeroboard」をはじめとした各種ソフトウェアの活用方法などを解説しておりますので、ぜひお申し込みください。詳しくは当社ウェブサイトのイベントページをご覧ください。【本件に関するお問合せ先】各商品・サービスについて（営業本部）sales@zeroboard.jp報道やご取材について（広報）pr@zeroboard.jpプレスリリース資料は、以下のリンクよりダウンロードしてください。d87068-192-bee9f32e699a2c9e1a68a9e1b939fc91.pdf企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000192.000087068.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp