未病の段階で健康状態を「見える化」し、自分に合った健康づくりをサポート

泉大津市では、令和7年度から、従来の健(検)診に、「エクオール検査」や「腸内環境検査」を市独自に追加した『泉大津版未病予防健診』を開始します。病気になる前の“未病”の段階で健康状態を見える化し、市民一人ひとりが自分に合った健康づくりに主体的に取り組めるよう支援することで、健康寿命の延伸とQOL(生活の質)の向上をめざします。


https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/kenko/kenkodukuri/tantougyoumu/seijin/kenkousinsa/14144.html

実証実験の成果をもとに事業化
市では、令和4年度から健康力向上プロジェクト事業補助金を設け、ライフスタイルの多様化に伴う身体活動の低下や食生活の乱れ、ストレスによる免疫力の低下、自律神経の乱れによる体調不良、さらには女性特有の健康課題などさまざまな課題に対応するため、市民モニターの参加を募り、民間事業者と連携しながら、官民連携・市民共創で実証実験を進めてきました。
3年間にわたる検証の結果、特に健康効果が高く、市民の意識や行動の変化が大きかった取り組みを選定し、今回、新たな健診として事業化します。


未病を見える化する健診とは
1 エクオール検査(令和7年5月開始)
尿検査により、体内で女性ホルモン様の作用を持つ「エクオール」がどの程度産生されているかを調べ、女性特有の健康課題への対策につなげます。
・対象者:25歳、35歳、45歳、55歳の女性市民
・費用:無料
2 腸内環境検査(令和7年11月開始予定)
便検査により、腸内のメインプレイヤー菌などのバランスを調べ、自分に合った腸活の方法や食材選びのヒントを得ることで、便通や免疫、自律神経など全身の健康と関係している腸内環境の改善に役立てます。
・対象者:20歳、30歳、40歳、50歳、60歳の市民
・費用:1,000円
※いずれの検査も定員300人を予定。保健センターへの申し込みが必要で、検査キットは自宅に郵送されます。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/146044/table/98_1_9279f039a9f4bfabe0b7080ff05a0118.jpg ]

“見える化”から行動変容へ
未病予防健診では、検査によって体内の状態を客観的に把握し、自分自身の健康課題に気づく「見える化」を行います。健診結果をもとに、食事や運動、生活習慣の改善に向けた健康セミナーや医師による個別相談などのサポートを提供し、無理なく行動を変えていける環境を整備しています。本健診を通じて、意識や行動に変化が生まれ、日々の生活習慣を見直すことにより、不調の改善や病気の予防につながることが期待されます。

未病予防対策先進都市をめざしたまちづくりへ
市では、令和5年度に「泉大津市健康づくり推進条例」を施行し、健康づくりの気運醸成とヘルスリテラシーの向上に取り組んできました。今後も、市民一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組める環境を整備し、病気になる前の段階からの健康づくりを市全体で推進していきます。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000146044.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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